特許
J-GLOBAL ID:200903073040150571

2群ズームレンズ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-290328
公開番号(公開出願番号):特開平8-129133
出願日: 1994年11月01日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】【目的】 ズーム比が大きく、明るいコンパクトな2群3枚構成のズームレンズを実現する。【構成】 第1レンズ1と第2レンズ2とで前群レンズ群を構成し、第3レンズ3で後群レンズ群を構成する。第2レンズ2と第3レンズ3は、ラジアル型の屈折率分布型レンズを用い、第1レンズ1は、均質媒質型レンズを用いる。これにより、各レンズ面が分担すべきパワーの一部分を屈折率分布型レンズの屈折率分布に分担させてペッツバール和を良好に補正する。第1レンズ1に非球面レンズ用いることにより球面収差や軸外の収差をも良好に補正する。そして、屈折率分布型レンズの屈折率分布作用と各レンズのレンズ面の曲率の選定と相俟ってレンズ設計の自由度を増し、焦点距離41mm〜59mmという大きなズーム比、FNo.3.9〜5.7 という明るさを持ち、非点収差・コマ収差・色収差等が良好に補正された2群ズームレンズを提供することが可能となった。
請求項(抜粋):
物体側から順に配置された、負の屈折力を持つ第1レンズと、絞りと、正の屈折力を持つ第2レンズとで正の屈折力を有する前群レンズ群を構成し、所定の可変軸上間隔を隔てて、この前群レンズ群の後方に配置され且つ負の屈折力を持つ第3レンズ1枚により後群レンズ群を構成し、前記前群レンズ群と前記後群レンズ群とが前記可変軸上間隔を狭めながら同期的に物体側に移動することにより短焦点距離側から長焦点距離側にズーミングを行う2群3枚構成のズームレンズであって、前記3枚の構成レンズの内、2枚の構成レンズがいずれも光軸直交方向に屈折率が変化するラジアル型の屈折率分布型レンズとして構成され、残り1枚の構成レンズが屈折率が一様な媒質から成る均質媒質型の非球面レンズとして構成されていることを特徴とする2群ズームレンズ。
IPC (2件):
G02B 15/16 ,  G02B 13/18

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