特許
J-GLOBAL ID:200903073041348154

集成材の現場接着接合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山名 正彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-319895
公開番号(公開出願番号):特開平6-166005
出願日: 1992年11月30日
公開日(公表日): 1994年06月14日
要約:
【要約】【目的】 木造大空間建築物の柱、横架材などの構造材として使用する集成材の現場接着接合方法を提供する。【構成】 集成材1の接合端部に、互い違いに噛み付くV形波形状のフィンガージョイント仕口2を形成する。前記集成材1は水平移動架台3の上に載せ、接合すべき二つの集成材1、1は相互のフィンガージョイント仕口2を対向配置させ、同水平移動架台3の高さ調節機構4により上下のレベル精度を調整する。前記フィンガージョイント仕口2の全面に接着剤5を塗布し、フィンガージョイント仕口2、2を引き寄せて合体させ所定の圧締圧を負荷させた状態のままで所定の圧締時間だけ養生する。【効果】 集成材の接着剤による現場接着接合を、精度よく、高品質に、能率良く行なえ、集成材による木造の大空間建築物の実現と施工に寄与する。
請求項(抜粋):
() 集成材の接合端部に、互い違いに噛み付くV形波形状のフィンガージョイント仕口を形成すること、() 前記集成材は水平移動架台の上に載せ、接合すべき二つの集成材は相互のフィンガージョイント仕口を対向配置させ、同水平移動架台の高さ調節機構により上下のレベル精度を調節すること、() 前記フィンガージョイント仕口の全面に接着剤を塗布すること、() 二つの集成材の前記フィンガージョイント仕口に近い位置に圧締用鉄骨治具を固定し、二つの集成材の前記圧締用鉄骨治具の間に引きボルトを通しナットを締付けて二つのフィンガージョイント仕口を引き寄せて合体させ所定の圧締圧を負荷させた状態のままで所定の圧締時間だけ養生すること、をそれぞれ特徴とする、集成材の現場接着接合方法。
IPC (3件):
B27D 1/04 ,  B27D 1/10 ,  B27D 3/00

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