特許
J-GLOBAL ID:200903073048601718

外科的に埋設可能な分岐弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤村 元彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-248153
公開番号(公開出願番号):特開平6-121829
出願日: 1984年07月21日
公開日(公表日): 1994年05月06日
要約:
【要約】【目的】 分岐弁のポピング圧を分岐弁に何等物理的接続することなく、分岐弁外部より調節する。【構成】 外科的に埋設可能な分岐弁のポピング圧を調節するに、該分岐弁はハウジング(22)の入口室と出口室間を連通する弁座(26)と弁部材(28)とを含み、弁部材弁座に押圧するばね手段(30)の押圧力を外部印加磁界パルスに応答して有限の変化分で増減させる段階的磁界調整手段を含み、該手段が移動された際に押付力を増減すべくばね手段と共働するがそれ自身外部磁界により移動不可能な主部材(46)と、外部磁界パルスの印加により移動して主部材の段階移動を生ぜしめる補助部材(48)からなり、主部材の移動によりポピング圧を調整する。
請求項(抜粋):
水頭症の治療における髄液を排出するため或は他の体液を分流するため外科的に埋設可能な分岐弁であって、手術により埋設可能な材料よりなるハウジングと、該ハウジング内に設けられた入口および出口チャンバと、該入口および出口チャンバを外部カテーテル又は他の流体導管に連通させるためハウジングに設けられてそれぞれ該入口および出口チャンバと連通する入口および出口孔と、該両チャンバ間を連通しかつ弁座を形成する外周をもつ開口と、該弁座より大径の弁部材と、入口チャンバ内の流体圧が予め定められたポピング圧を超える迄は前記開口を閉じ、かつ該所定のポピング圧を超えたとき流体を該開口を通して出口チャンバに導くべく該開口を開くように弁部材を弁座に押し付けるばね手段と、弁が埋設された体外から加えられる磁界パルスに応答して前記押し付け力を有限の変化分で増減し、これにより前記ポピング圧を有限の変化分で増減する段階的磁界調整手段とからなり、該磁界調整手段は、移動された際に前記押し付け力を増減すべくばね手段と共働するが、それ自身前記外部磁界により移動不可能な主部材と、加えられた磁界により作用されかつ主部材に関して相対移動できかつ該磁界の各パルスごとに主部材の一つだけの段階移動を生ぜしめるよう位置決め装着された補助部材とからなる分岐弁。

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