特許
J-GLOBAL ID:200903073049767261

トルク配分制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-248055
公開番号(公開出願番号):特開平7-101262
出願日: 1993年10月04日
公開日(公表日): 1995年04月18日
要約:
【要約】【目的】 カウンタステア状態でかつ高横加速度での走行時に、安定した走行特性を実現する。【構成】 エンジン駆動力を後輪ディファレンシャルの制御型オリフィスカップリング7L、7R、ドライブシャフト8L、8Rを経て左右後輪6L、6Rに夫々伝達する。ステッピングモータ30L、30Rによりスプール16L、16Rをストロークさせてオリフィス17L、17Rの開度を変更するため、コントロールユニット40は、操舵角θ、車速V、横加速度値Yg、ヨーレートY、スロットル開度Th等を入力されて、所定の制御プログラムを実行し、カウンタステア状態で高横加速度状態のときは非転舵側オリフィスを閉鎖しつつ転舵側オリフィスを横加速度に応じて開放し、カウンタステア状態で高横加速度状態ではないときは左右オリフィスを閉鎖して直結状態にするトルク配分制御を行う。
請求項(抜粋):
入力軸から左右の出力軸に駆動力を分配して伝達する駆動力分配手段を具え、該駆動力分配手段を入力軸と共に回転する入力回転分材と、出力軸と共に回転する出力部材と、これら入力回転部材及び出力回転部材間を個々に結合可能な回転結合手段とで公正したトルク配分制御装置において、旋回方向を検出する旋回方向検出手段と、ドライバのハンドル操作がカウンタステア状態か否かを判別するカウンタステア判別手段と、カウンタステア状態であると判別されたときは旋回方向検出手段の検出信号に基づき、旋回内輪側の駆動力を増加させるよう前記駆動力分配手段を制御する制御手段とを具えて成ることを特徴とする、トルク配分制御装置。

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