特許
J-GLOBAL ID：200903073050717359

炭素質挿入化合物及びその製造方法、並びに電気化学装置

発明者：
田中 英行

田中 英行 について

, 
渡辺 和廣

渡辺 和廣 について


出願人/特許権者：
松下電器産業株式会社

松下電器産業株式会社 について


代理人 (1件)： 滝本 智之 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-128555
公開番号（公開出願番号）：特開平11-329428
出願日： 1998年05月12日
公開日（公表日）： 1999年11月30日
要約：
【要約】【課題】 各種電気機器に使用されるリチウムイオン電池に関するもので、電池電極の炭素質材料の性能を向上させることを目的とする。【解決手段】 リチウム原子とは反応し合金を形成できるが、炭素原子とは反応しない物質(ゲルマニウムまたはガリウム)を添加し、それらを平均粒径20nm以下の炭素質物質内に存在する粒子間の8nm以下の隙間に分散させる構成を有している。上記構成によって、添加物質のサイズがバルクの性質を発現さないほど微小であるため、リチウムイオンを可逆的に脱着する。また、製造に必要な熱処理を加えても炭素原子と添加物質は反応しないので、添加物質が電気化学的に不活性な物質に変化することがない。そのため、2次電池としての比容量増大を達成することができる。
請求項（抜粋）：
炭素(C)原子とは反応せずアルカリ金属原子(A)と反応し合金を形成する物質(B)を備えた炭素質挿入化合物。
IPC (5件)：
H01M 4/58 ,  H01M 4/02 ,  H01M 4/04 ,  H01M 4/40 ,  H01M 10/40
FI (5件)：
H01M 4/58 ,  H01M 4/02 D ,  H01M 4/04 A ,  H01M 4/40 ,  H01M 10/40 Z
引用特許：
審査官引用 (4件)
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