特許
J-GLOBAL ID:200903073051840537

自動車用インシュレータダッシュの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和田 成則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-068134
公開番号(公開出願番号):特開平8-258131
出願日: 1995年03月27日
公開日(公表日): 1996年10月08日
要約:
【要約】【目的】 遮音材層と吸音材層とからなるインシュレータダッシュの製造方法において、工程を短縮化するとともに、特に、遮音材層の成形精度を高めることを目的とする。【構成】 型面周縁に沿って、凸条32を設けた下型30に、それぞれ加熱された熱成形フエルトF,熱可塑性樹脂シートSをこの順序で載置し、コールドプレス成形用上型40を下降操作して、コールドプレス成形用上下型30,40によりプレス成形すると同時に、上型40に設けられた真空吸引機構により、熱可塑性樹脂シートSを真空成形するとともに、下型30に設置された圧空機構により冷却用エアを熱成形フエルトF内に送り込み、熱成形フエルトFを強制冷却するとともに、熱可塑性樹脂シートSに面圧を加えることにより、熱可塑性樹脂シートSの成形精度を高め、かつ、トータルの生産サイクルを短縮化するとともに、型内に凸条32によるシール構造を採用したため、金型設備の簡素化及び材料効率の向上を図る。
請求項(抜粋):
ダッシュパネル(13)の室内面側に添設され、熱可塑性樹脂シート(S)を素材とした遮音材層(11)と、熱成形フエルト(F)を素材とした吸音材層(12)との積層体からなるインシュレータダッシュの製造方法において、圧空機構を備えたコールドプレス成形用下型(30)上に、予熱工程を経て、加熱軟化状態の熱成形フエルト(F),熱可塑性樹脂シート(S)をこの順序で載置する素材のセット工程と、真空吸引機構を備えたコールドプレス成形用上型(40)を下降させて、下型(30)の型面周縁に沿って突設された凸条(32)と上型(40)の型面とにより、熱成形フエルト(F),熱可塑性樹脂シート(S)の周縁部をシールした状態で、コールドプレス成形用上下型(30,40)間の所定クリアランスで素材を一体にプレス成形するとともに、上型(40)の真空吸引機構により、熱可塑性樹脂シート(S)を真空吸引し、かつ、下型(30)に設けた圧空機構により冷却用エアを熱成形フエルト(F)内に送り込み、熱成形フエルト(F)を強制冷却するとともに、熱可塑性樹脂シート(S)に所定面圧を加え、遮音材層(11),吸音材層(12)を圧空、真空並びにプレス成形する真空、圧空兼プレス成形工程と、からなることを特徴とする自動車用インシュレータダッシュの製造方法。
IPC (7件):
B29C 51/10 ,  B29C 51/14 ,  B29C 51/40 ,  B29C 51/42 ,  B32B 27/12 ,  B29L 9:00 ,  B29L 31:58
FI (5件):
B29C 51/10 ,  B29C 51/14 ,  B29C 51/40 ,  B29C 51/42 ,  B32B 27/12

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