特許
J-GLOBAL ID:200903073059877332

ハロゲン化銀写真乳剤およびこれを用いたハロゲン化銀写真感光材料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-132649
公開番号(公開出願番号):特開2001-312021
出願日: 2000年05月01日
公開日(公表日): 2001年11月09日
要約:
【要約】【課題】 感度を損なうことなく長期経時でのかぶり増加を顕著に改良したハロゲン化銀写真乳剤、これを用いたハロゲン化銀写真感光材料を提供すること。【解決手段】 式(I)で表される有機金属化合物で増感され、式(IIa)及び/又は(IIb)で表される色素で分光増感されたハロゲン化銀写真乳剤{式(I)中,MはSn,Pb,B,Bi,Tl;Rはアリール基,ヘテロ環基,アルキル基,アルケニル基,アルキニル基;Xはハロゲン原子,ヒドロキシ基,アルコキシ基;sは1〜4の整数;tは0〜3の整数を表す(MがPb,Snの時s+t=4;MがB,Biの時s+t=3;MがTlの時s+t=1,3)。式(IIa),(IIb)中Z11,Z12,Z21,Z22は複素環核を形成するに必要な原子群;R11,R12,R21,R22はアルキル基(R11,R12の何れか一方は炭素数(C数)4以上のアルキル基又はC数2以下のアルキル基);Y1,Y2は電荷均衡対イオン;qは0,1;L1,L2はメチン基を表す。Z21,Z22がベンゾオキサゾール環を形成するときR21,R22の何れか一方はC数4以上のアルキル基を表す。}【化1】
請求項(抜粋):
下記一般式(I)で表される有機金属化合物で増感され、かつ下記一般式(IIa)及び/または(IIb)で表されるシアニン色素で分光増感されたことを特徴とするハロゲン化銀写真乳剤。一般式(I) (R)s-M-(X)t式中、Mはスズ、鉛、ホウ素、ビスマスおよびタリウムから選ばれる金属を表す。Rはそれぞれ独立にアリール基、ヘテロ環基、アルキル基、アルケニル基またはアルキニル基を表す。Xはそれぞれ独立にハロゲン原子、ヒドロキシ基またはアルコキシ基を表す。sは1から4の整数を表す。tは0から3の整数を表す。但し、Mが鉛あるいはスズである場合s+t=4である。Mがホウ素あるいはビスマスの場合s+t=3である。Mがタリウムの場合s+t=1または3である。【化1】式中、Z11、Z12は各々独立に複素環核を形成するに必要な原子群を表す。R11、R12は各々独立に置換もしくは無置換のアルキル基を表す。ただし、R11とR12の何れか少なくとも一方が炭素数4以上の置換もしくは無置換のアルキル基かあるいは炭素数2以下の置換もしくは無置換のアルキル基を表す。Y1は電荷均衡対イオンを表し、qは0または1を表す。【化2】式中、Z21およびZ22は一般式(IIa)のZ11、Z12と同義である。R21及びR22は一般式(IIa)のR11、R12と同義である。ただし、Z21およびZ22がともにベンゾオキサゾール環を形成するとき、R21とR22の何れか少なくとも一方が炭素数4以上の置換もしくは無置換のアルキル基を表す。L1またはL2は各々独立にメチン基、置換メチン基を表す。Y2は電荷均衡対イオンを表し、qは0または1を表す。
IPC (5件):
G03C 1/09 ,  G03C 1/035 ,  G03C 1/16 ,  G03C 1/18 ,  G03C 1/29
FI (6件):
G03C 1/09 ,  G03C 1/035 G ,  G03C 1/035 H ,  G03C 1/16 ,  G03C 1/18 ,  G03C 1/29
Fターム (3件):
2H023BA02 ,  2H023CA07 ,  2H023CA10

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