特許
J-GLOBAL ID:200903073066643622
複数成分の分離方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
本多 小平 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-286373
公開番号(公開出願番号):特開平8-141311
出願日: 1994年11月21日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】【目的】 擬似移動層方式のクロマト分離法の処理効率を向上させて、分離純度の向上、回収率の向上を図る。【構成】 無端直列の吸着塔群に一方向の液を循環させて第1〜第4区画のゾーンを形成し、第1区画の頂部からの原料液の流入及び末部からの吸着力の強い特定成分の含有量が少ない液の流出、第3区画の頂部からの溶離液の流入及び末部からの上記特定成分の含有量が多い液の流出をさせる操作と、所定時間毎に上記各液の流入,流出の位置を循環流の下流側に一吸着塔分移動させる操作とを一サイクルとして繰り返す複数成分の分離方法において、上記原料液の流入を一時的に休止させるようにした。
請求項(抜粋):
原料液中に含まれる2以上の成分に対する選択的な吸着能力を有した吸着剤が充填されている吸着塔の多数を無端直列に連結した吸着塔群に対して、該吸着塔群に一方向の液を循環させて、この循環流の流れ方向に沿って該吸着塔群を第1区画,第2区画,第3区画,第4区画に分け、第1区画の頂部から上記原料液を流入させかつ末部から吸着剤に対する吸着力の強い特定成分の含有量が少ない液を流出させると共に、第3区画の頂部から溶離液を流入させかつ末部から上記特定成分の含有量が多い液を流出させる操作、及び所定時間毎に上記各液の流入及び流出の位置を循環流の下流側に一吸着塔分移動させる操作の、上記二つの操作を一サイクルとして繰り返す複数成分の分離方法において、上記各一サイクル中の原料液の流入及び溶離液の流入の操作は、第1区画の頂部から上記原料液を流入させながら同時に第3区画の頂部から溶離液を流入させる二液流入の時間帯と、及びこの二液流入時間帯の前又は後の少なくともいずれかにおいて第1区画の頂部から上記原料液を流入させることなく第3区画の頂部から溶離液を流入させる一液流入の時間帯を実質的に連続させて行なうことを特徴とする複数成分の分離方法。
IPC (4件):
B01D 15/08
, B01D 15/00 101
, G01N 30/44
, G01N 30/46
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