特許
J-GLOBAL ID:200903073069725743

湿式排煙脱硫装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松永 孝義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-080258
公開番号(公開出願番号):特開平8-276114
出願日: 1995年04月05日
公開日(公表日): 1996年10月22日
要約:
【要約】【目的】 脱硫率を低下させることなくスプレ低背圧化による吸収液循環系の動力費の低減とスプレノズル材料の低廉化を図り、運転費および設備費が安価で脱硫性能の高い脱硫装置を得ること。【構成】 吸収液と排ガス中のSO2が接触してSO2を吸収するスプレ反応部において、従来方式よりもスプレ背圧を低くし、ガス流速を高めることで、入口ダクト2から導入される排ガスの持つ運動エネルギを利用して低スプレ背圧のノズル11から噴出される吸収液の微粒化を促進する。例えばノズル11の背圧を0.5kg/cm2以下にし、そのノズル11近傍のガス流速を10m/s以上にする、又はノズル11近傍のガス流速を10m/s以上に設定する場合、dp=0.2UGの関係式から求められる液際の平均径dpよりも大きな平均径を有する液滴群をノズル11から噴出させることにより、吸収液の微粒化促進の効果を高めることができる
請求項(抜粋):
吸収液を保有する吸収液タンクの上部に、ボイラなどの燃焼装置から排出される排ガスを流す排ガス流路を設け、該排ガス流路のガス流れ方向に少なくとも一段以上設置されたスプレノズルから噴出される吸収液と排ガスとを接触させて、吸収液を吸収液タンクに落下させることにより排ガス中の硫黄酸化物を処理する吸収塔を備えた湿式排煙脱硫装置において、排ガスの持つ運動エネルギを利用して吸収液を微粒化するスプレノズルを排ガス流路に設置することを特徴とする湿式排煙脱硫装置。
IPC (4件):
B01D 53/50 ,  B01D 53/77 ,  B01D 53/18 ,  B01D 53/34 ZAB
FI (3件):
B01D 53/34 125 Q ,  B01D 53/18 E ,  B01D 53/34 ZAB

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