特許
J-GLOBAL ID:200903073078001561

撮像信号処理回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神原 貞昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-239924
公開番号(公開出願番号):特開平9-084031
出願日: 1995年09月19日
公開日(公表日): 1997年03月28日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】撮像信号に基づいて緑色原色信号を形成するにあたり、それについての補間を、再生画像の解像度の低下、折り返し歪等を生じることなく行う。【解決手段】緑色サンプリング出力信号を得るGサンプリング部22と、緑色サンプリング出力信号における非サンプリング期間に対する水平及び垂直補間信号及び平均補間信号を得る補間信号形成部26,27,31と、緑色サンプリング出力信号における非サンプリング期間に対応する画素の近傍の画素からの信号に関する水平相関信号と垂直相関信号との相互関係に応じて水平補間信号,垂直相関信号及び平均補間信号のいずれかを選択する信号選択部32と、選択された水平補間信号,垂直補間信号もしくは平均補間信号を、緑色サンプリング出力信号に対する補間信号として緑色サンプリング出力信号と合成する信号合成部33とを備える。
請求項(抜粋):
複数の画素が配列形成された撮像面部に上記複数の画素に夫々対応する複数のカラーフィルタが配列されて成るフィルタアレイが配された固体撮像素子から、上記撮像面部における水平方向読出ライン毎に上記複数の画素の各々に応じて得られる撮像信号に対するサンプリングを行い、上記フィルタアレイにおいて市松模様状に配された複数のカラーフィルタに対応する画素からの特定信号成分を取り出し、取り出された特定信号成分を含むサンプリング出力信号を得るサンプリング部と、上記サンプリング出力信号における上記特定信号成分の取出しがされなかった非サンプリング期間についての水平補間信号及び垂直補間信号を上記サンプリング出力信号に基づいて得るとともに、上記水平補間信号と上記垂直補間信号との平均もしくは重みつき平均に相当する平均補間信号を得る補間信号形成部と、上記サンプリング出力信号における上記非サンプリング期間に対応する画素の近傍に配された複数の画素の夫々に応じて得られる信号についての水平方向相関及び垂直方向相関を夫々あらわす水平相関信号及び垂直相関信号を、上記サンプリング出力信号に基づいて得る相関信号形成部と、上記水平相関信号と上記垂直相関信号との差が所定値以上である場合、上記水平相関信号が上記垂直相関信号以上であるとき上記垂直補間信号を選択するとともに、上記水平相関信号が上記垂直相関信号より小であるとき上記水平補間信号を選択し、さらに、上記水平相関信号と上記垂直相関信号との差が所定値未満である場合、上記平均補間信号を選択する信号選択部と、該信号選択部により選択された上記水平補間信号,上記垂直補間信号もしくは上記平均補間信号を、上記サンプリング出力信号に対する補間信号として上記サンプリング出力信号と合成する信号合成部と、を備えることを特徴とする撮像信号処理回路。

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