特許
J-GLOBAL ID:200903073083846596

加工性に優れた高張力熱延鋼板および加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高山 宏志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-129255
公開番号(公開出願番号):特開2003-321738
出願日: 2002年04月30日
公開日(公表日): 2003年11月14日
要約:
【要約】【課題】 延性の高い残留オーステナイトを含む複合組織鋼板を前提とし、伸びおよび伸びフランジ性に代表される加工性に優れ、自動車用部材に適した高張力鋼板および加工方法を提供すること。【解決手段】 重量%で、C:0.1〜0.2%、Si:0.5〜2.0%、Mn:0.5〜1.7%、P≦0.06%、S≦0.01%、Al≦0.06%、N≦0.006%、Mo:0.1〜0.5%、Ti:0.05〜0.2%を含み、残部が実質的にFeからなり、フェライト、ベイナイト、残留オーステナイトの3相、またはこれらに加えて一部マルテンサイトを含む4相からなる複合組織を有し、フェライト中に重量%で(Mo/96)/{(Ti/48)+(Mo/96)}≧0.25を満たす範囲でTiおよびMoを含む炭化物が分散析出している。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.1〜0.2%、Si:0.5〜2.0%、Mn:0.5〜1.7%、P≦0.06%、S≦0.01%、Al≦0.06%、N≦0.006%、Mo:0.1〜0.5%、Ti:0.05〜0.2%を含み、残部が実質的にFeからなり、フェライト、ベイナイト、残留オーステナイトの3相、またはこれらに加えて一部マルテンサイトを含む4相からなる複合組織を有し、フェライト中に以下の(1)式を満たす範囲でTiおよびMoを含む炭化物が分散析出していることを特徴とする、690MPa以上の引張強度を有する加工性に優れた高張力熱延鋼板。 (Mo/96)/{(Ti/48)+(Mo/96)}≧0.25....(1)ただし、上記(1)式中、Ti、Moは炭化物中の各成分の重量%を示す。
IPC (2件):
C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14
FI (2件):
C22C 38/00 301 W ,  C22C 38/14
引用特許:
審査官引用 (1件)

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