特許
J-GLOBAL ID:200903073085417595

硫黄含有鋼の連続鋳造前処理法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 植木 久一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-229480
公開番号(公開出願番号):特開平5-043929
出願日: 1991年08月14日
公開日(公表日): 1993年02月23日
要約:
【要約】【目的】 硫黄含有鋼の連続鋳造においては、脱酸工程で鋼中に混入したAl2O3 等がノズルに付着堆積してノズル閉塞を起こすことがある。本発明はこの様なノズル閉塞を防止することのできる連続鋳造前処理法を提供しようとするものである。【構成】 硫黄含有鋼を連続鋳造するに先立って、脱酸及び清浄化処理された硫黄含有鋼にCaOを加え、該溶鋼中に含まれるAl2 O3 をCaOとの複合酸化物からなる液状物に変える。
請求項(抜粋):
硫黄含有鋼を連続鋳造する際に実施される前処理方法であって、脱酸及び清浄化処理された溶鋼にCaを加えて、該溶鋼中のAl2 O3 をCaOとの複合酸化物として液状化するに当たり、該複合酸化物の[CaO/(CaO+Al2 O3 )(%):制御値]を、溶鋼中の硫黄含有率及び溶鋼温度によって決まる下記[I]式の反応の平衡ライン【数1】における[CaO/(CaO+Al2 O3 )(%):平衡値]を超え、且つ{[CaO/(CaO+Al2 O3 )(%):平衡値]-5%}以下の値に調整することを特徴とする硫黄含有鋼の連続鋳造前処理法。
IPC (2件):
C21C 7/04 ,  C21C 7/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公平3-051767

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