特許
J-GLOBAL ID:200903073091049026
括約筋切開術用二極電気外科器械
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-012162
公開番号(公開出願番号):特開平7-051288
出願日: 1991年02月01日
公開日(公表日): 1995年02月28日
要約:
【要約】内視鏡逆行括約筋切開手法で使用するための二極括約筋切開装置は単一又は二重の内腔を有する細長い可撓性プラスチック管を含み且つ可撓性及び導電性の両方を有するセグメントをその遠位端近くに含む。このセグメントは電気外科発電機へ結合されるようになっている装置の近位端にある端子へ内腔を通って延びるワイヤによって連結される。第2の長手方向へ移動可能なワイヤが内腔を通り且つ近位端において指操作スライダ機構へ連結されると同時にその遠位端は可撓性導電性セグメントに直ぐ隣接して管中に形成された小さい孔を通る。そのワイヤは次に可撓性導電性セグメントの遠位に係止され、それにより引張力がワイヤへ加えられた時に器械の遠位端部分は湾曲し、露出されたワイヤは作用電極を構成し、可撓性導電性セグメントは戻り電極として作用する。二部片ハンドル組立体は括約筋切開装置が使い捨て可能な一回使用の外科器械として処理されることを可能にする。
請求項(抜粋):
括約筋切開術用二極電気外科器械であって、(イ) 近位端、遠位端、及び前記近位端及び前記遠位端の間に延びる少なくとも1つの内腔を有する所定の直径の細長い可撓性プラスチック管状部材であって、該管状部材が前記遠位端に近接した場所でその壁を通って前記内腔中へ延びる孔を含む細長い可撓性プラスチック管状部材と、(ロ) 第1及び第2の端を有し、前記所定の直径に概ね等しい外径を有し、前記プラスチック管状部材の前記遠位端へ前記第1の端において同軸状に固定された可撓性導電性部材と、(ハ) 前記内腔を通って前記近位端から前記遠位端まで延び且つ戻り電極を形成するように前記可撓性導電性部材へ電気的に結合された第1の導電体装置と、(ニ) 前記近位端から前記内腔を通って前記孔から外へ延び且つ前記可撓性導電性部材と平行にあり且つ前記可撓性導電性部材の前記第2の端へ絶縁されて結合された第2の導電体装置であって、前記第1及び第2の導電体装置が前記内腔の長さに沿って互いに絶縁され、前記第2の導電体が前記可撓性導電性部材及び前記第2の導電体の平行に延びる部分にわたって絶縁されておらず、作用電極を成形し、前記第2の導電体が前記内腔内で長手方向へ移動自在であり、引張力が前記管状部材の前記近位端において前記第2の導電体へ適用された時に前記可撓性導電性部材を湾曲させる第2の導電体装置と、を含む括約筋切開術用二極電気外科器械。
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