特許
J-GLOBAL ID:200903073096681065

自動車用プラスチック天井材のリサイクル方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川浪 薫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-290000
公開番号(公開出願番号):特開2002-097299
出願日: 2000年09月25日
公開日(公表日): 2002年04月02日
要約:
【要約】【課題】 複数のポリマー成分からなる自動車用プラスチック天井材を繰返し利用可能なポリマー成分に分離してケミカルリサイクルを可能にすること。【解決手段】 ポリスチレン系樹脂(PS)変性ポリフェニレンエーテル(PPE)樹脂製シートを主成分とする基材に対してPET等その他成分の表皮層を被着せしめた自動車用プラスチック天井材廃材の粉砕片を、少なくとも1種のポリマー成分対する溶解液(リモネン)を含む溶解槽中に投入し、先にフィルタにより不溶物質を取出して表皮材料用原料とし、次いで残った溶剤中に溶解しているPS系樹脂成分並びに懸濁しているPPE樹脂とを2層分離せしめて濾過することによりPPE樹脂を分離回収し、さらに残された溶剤からPS系樹脂を分離回収し、これらPPE樹脂及びPS系樹脂を前記基材の原材料として再利用し、前記PS系樹脂の除去された溶剤を前記溶解槽に戻して繰り返し利用する。
請求項(抜粋):
PS変性PPE系樹脂製シートの基材表面に異音防止層、表皮層等が被着せしめられた自動車用プラスチック天井材廃材の粉砕片を、少なくとも1つのポリマー成分を溶解する成分を含む溶剤としてのリモネンの満たされた溶解槽に投入し、所定時間後にフィルタにより不溶物質を取出して表皮材料用原料または異音防止材料用原料とし、残った溶剤中に溶解しているPS系樹脂並びに懸濁しているPPE樹脂とを2層分離せしめることによりPPE樹脂を分離回収し、さらに残された溶剤からPS系樹脂を分離回収し、これらPPE樹脂およびPS系樹脂を前記基材の原材料とし、前記PS系樹脂の除去された溶剤を前記溶解槽に戻すことにより繰返し利用することを特徴とする、自動車用プラスチック天井材のリサイクル方法。
IPC (5件):
C08J 11/08 ,  C08L 23:06 ,  C08L 25:06 ,  C08L 67:02 ,  C08L 71:12
FI (5件):
C08J 11/08 ,  C08L 23:06 ,  C08L 25:06 ,  C08L 67:02 ,  C08L 71:12
Fターム (10件):
4F301AA13 ,  4F301AA15 ,  4F301AA28 ,  4F301AA30 ,  4F301AB01 ,  4F301CA09 ,  4F301CA14 ,  4F301CA41 ,  4F301CA53 ,  4F301CA65
引用特許:
審査官引用 (5件)
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