特許
J-GLOBAL ID:200903073097239765

群予約型空線制御アクセス方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-268896
公開番号(公開出願番号):特開平9-116954
出願日: 1995年10月17日
公開日(公表日): 1997年05月02日
要約:
【要約】【課題】 先頭バーストにおける衝突がなく、しかも、チャネルの使用効率が高い群予約型空線制御アクセス方法を提供すること。【解決手段】 送信すべきパケット群が発生した端末局3は空線信号Eを確認後上りチャネルにおいて上記パケット群のパケット数の情報を含むを予約信号を無線基地局2に送信する。これに対し無線基地局2は上記パケット群の送信許可を与える、これにより端末局3は上記パケット群の送信を行う。この際、途中の上り信号または下り信号に誤りがあったとしても、最初の予約-許可信号のやりとりでリソースが確保されているため無線基地局2および端末局3はそれぞれ禁止信号およびパケット信号の送信を引き続き行う。また、上記端末局3が送信中に送信すべきパケット群が発生した他の端末局3は、無線基地局2からの下り禁止信号が空線信号に変わるのを待って、同様の手順で送信を行う。
請求項(抜粋):
無線基地局と該無線基地局配下の複数の端末局との間で共通のパケットチャネルを用いて無線パケット通信を行うシステムであって、前記無線基地局が前記パケットチャネルが使用中であることを示す禁止信号と、空き状態であることを示す空線信号とを報知する手段を有し、新たにパケットを送信しようとする前記各端末局は前記空線信号が報知されている状態に於いて、まず前記無線基地局へ予約信号を送信し、次いで前記無線基地局から当該端末局に対して送信権を与える許可信号を受信した後に後続のパケットの送信を開始し、前記無線基地局は当該端末局からのパケットを受信している間、前記禁止信号の報知を行って他の端末局からのアクセスを禁止する空線制御アクセス方法において、前記端末局はあらかじめ送信しようとするパケットを単数または複数個集めてパケット群を生成し、前記予約信号内にて送信しようとする前記パケット群の長さ(l1)を示し、前記無線基地局は該端末局に対して送信権を与える際に、送信許可を与えるパケット群の長さを前記許可信号内で示すとともに、前記l1以下の長さのパケット群を第1のパケット群とし、前記端末局が前記第1のパケット群を送信するのに必要な期間、前記禁止信号を報知し続け、前記端末局は前記禁止信号が報知されている期間に於いて、前記送信許可を受けた前記第1のパケット群を送信し、前記無線基地局は前記第1のパケット群の期間が終了した後に前記禁止信号を前記空線信号に切り替えることを特徴とする群予約型空線制御アクセス方法。

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