特許
J-GLOBAL ID:200903073101560867

記録装置における記録用紙の端部検出方法、及び端部検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 勝彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-229335
公開番号(公開出願番号):特開平9-136741
出願日: 1996年08月12日
公開日(公表日): 1997年05月27日
要約:
【要約】【課題】 記録用紙の反射率や紙端検出器の検出感度の変化に関わりなく、記録用紙の端部を精度で検出すること。【解決手段】 発光素子11と受光素子12とからなり、記録用紙の移動に伴う光量変化を検出する紙端検出器10と、記録用紙案内手段からの反射光による紙端検出器10のプラテン電圧Vpと、記録用紙からの反射光による紙端検出器10の用紙飽和電圧Vmとの差分(Vm-Vp)を検出して、一定比率C(ただし、Cはゼロを越え1未満の数値)を乗算した基準値(Vm-Vp)×Cを算出する基準値演算手段24と、基準値と紙端検出器10からの信号とを比較し、一致した時点を記録用紙の始端、または後端と認識する比較手段25とを備える。プラテン電圧Vpから用紙飽和電圧Vmに到達するに要する紙送り量は、紙質に関わりなく一定で、基準値(Vm1-Vp)×Cが一定となるから、この光量に到達した時点が、全ての記録用紙の端部が紙端検出器10の一定の相対位置に到達した時点となる。
請求項(抜粋):
記録用紙に光を照射し、前記記録用紙からの反射光の光量に基づいて前記記録用紙の端部の位置を検出する端部検出方法において、記録用紙案内手段からの反射光量を記憶する工程と、記録用紙を先送りして当該記録用紙の反射光量を検出して前記媒体案内手段の反射光量との差分を演算する工程と、ゼロを超える1未満の値Cを前記差分に乗算して基準レベルを設定する工程と、前記記録用紙案内手段自体の反射光を検出できる位置まで前記記録用紙を下流側に引き戻す工程と、前記記録用紙を先送りして反射光量が前記基準レベルに一致した時点で記録用紙の始端が基準位置に到達したと判定する工程とからなる記録装置における記録用紙の端部検出方法。
IPC (3件):
B65H 7/14 ,  B41J 11/42 ,  B65H 7/06
FI (3件):
B65H 7/14 ,  B41J 11/42 M ,  B65H 7/06

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