特許
J-GLOBAL ID:200903073102039230
薄膜エレクトロ・ルミネッセンス素子の電極構造
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-210138
公開番号(公開出願番号):特開平6-060984
出願日: 1992年08月06日
公開日(公表日): 1994年03月04日
要約:
【要約】【目的】 全面に亘って均一に効率良くエージング処理を実施できる薄膜EL素子の電極構造を提供する。【構成】 二枚取りの薄膜EL素子の隣接する二つの薄膜EL素子の透明電極2を電気的に連ねて一本の構造に形成する。こうすることによって、エージング処理時に、電気的に一本に連なった透明電極2の中央部であって両薄膜EL素子の第2誘電体膜5の外側に位置するエージング専用端子2b同士を一本の短絡パターン7'によって短絡し、電気的に一本に連なった透明電極2の両端を短絡する短絡パターン7,7と短絡パターン7'とに同じ電圧を同時に印加して、各薄膜EL素子の透明電極2における電圧降下の程度を1/2にして各絵素部の時定数と電圧降下とを半減できる。したがって、薄膜EL素子全面に亘って均一に且つ効率良くエージング処理を実施できる。
請求項(抜粋):
エレクトロ・ルミネッセンス発光層の一表面上に平行に配列された帯状の透明電極を誘電体層を介して形成する一方、他表面上に上記透明電極に直交して平行に配列された帯状の背面電極を誘電体層を介して形成して成る薄膜エレクトロ・ルミネッセンス素子の電極構造において、同一基板上に複数の薄膜エレクトロ・ルミネッセンス素子を並列して形成するに際して、上記複数の薄膜エレクトロ・ルミネッセンス素子の透明電極または背面電極のうち少なくとも一方を互いに電気的に連なった一本の構造にし、上記電気的に一本に連なった透明電極または背面電極のうち夫々の薄膜エレクトロ・ルミネッセンス素子を構成する透明電極または背面電極における一端を駆動用電極とする一方、他端をエージング専用端子とすることを特徴とする薄膜エレクトロ・ルミネッセンス素子の電極構造。
前のページに戻る