特許
J-GLOBAL ID:200903073107988710
含ケイ素芳香族アミン化合物および光電機能素子
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
久保山 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-292318
公開番号(公開出願番号):特開平10-218887
出願日: 1997年10月24日
公開日(公表日): 1998年08月18日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】優れた正孔輸送能力を有し、成膜性、耐久性に優れた新規な含ケイ素芳香族アミン化合物、および該化合物を正孔輸送材料として用いた優れた電子特性を有する有機EL素子、電子写真感光体、有機光導電体素子を提供する。【解決手段】〔1〕側鎖に芳香族アミン化合物基を有し、主鎖のケイ素原子が環状に連結されている含ケイ素芳香族アミン化合物において、下記一般式(1)で表される繰り返し構造単位と、下記一般式で表される繰り返し構造単位とからなる、具体的には、例えばオリゴシクロ(エチル(4-(N,N-ジフェニルアミノ)フェニル)シラン)で表はされる含ケイ素芳香族アミン化合物。〔2〕前記〔1〕記載の含ケイ素芳香族アミン化合物を用いた有機EL素子、電子写真感光体または有機光導電体素子。
請求項(抜粋):
側鎖に芳香族アミン化合物基を有し、主鎖のケイ素原子が環状に連結されている含ケイ素芳香族アミン化合物において、下記一般式(1)【化1】〔式中、R1 は、置換されていてもよい、1〜20個の炭素原子を有するアルキル基、3〜20個の炭素原子を有するシクロアルキル基、6〜24個の炭素原子を有するアリール基または7〜26個の炭素原子を有するアラルキル基を示す。R2 は、置換されていてもよい、1〜20個の炭素原子を有するアルキル基、3〜20個の炭素原子を有するシクロアルキル基、6〜24個の炭素原子を有するアリール基または7〜26個の炭素原子を有するアラルキル基を示す。Ar1 は、置換されていてもよい6〜24個の炭素原子を有するアリーレン基を示す。Ar2 は、置換されていてもよい6〜24個の炭素原子を有するアリール基、下記一般式(2)【化2】(式中、Ar3 は、置換されていてもよい6〜24個の炭素原子を有するアリーレン基を示す。R3 およびR4 は、それぞれ独立に、置換されていてもよい、1〜20個の炭素原子を有するアルキル基、3〜20個の炭素原子を有するシクロアルキル基、6〜24個の炭素原子を有するアリール基または7〜26個の炭素原子を有するアラルキル基を示す。)で表される芳香族アミン骨格を有する基、または下記一般式(3)【化3】(式中、Ar4 は置換されていてもよい6〜24個の炭素原子を有するアリーレン基を示す。R5 およびR6 は、それぞれ独立に、水素原子または置換されていてもよい、1〜20個の炭素原子を有するアルキル基、3〜20個の炭素原子を有するシクロアルキル基、6〜24個の炭素原子を有するアリール基もしくは7〜26個の炭素原子を有するアラルキル基を示す。Ar5 は、置換されていてもよい6〜24個の炭素原子を有するアリール基を示す。)で表される芳香族エテニレン骨格を有する基を示す。また、Ar1 とAr2 の間、Ar1 とR2 の間、またはR2 とAr2 の間に環を形成していてもよい。〕で表される繰り返し構造単位と、下記一般式(4)【化4】(式中、R7 およびR8 は、それぞれ独立に、置換されていてもよい、1〜20個の炭素原子を有するアルキル基、3〜20個の炭素原子を有するシクロアルキル基、6〜24個の炭素原子を有するアリール基または7〜26個の炭素原子を有するアラルキル基を示す。)で表される繰り返し構造単位とからなり、繰り返し構造単位(1)と(4)の単位数の和に対する繰り返し構造単位(1)と(4)の単位数の比をそれぞれzおよび1-zとしたとき、0.125≦z≦1であり、該繰り返し構造単位(1)と(4)の単位数の和をnとしたとき、3≦n≦8の整数であることを特徴とする含ケイ素芳香族アミン化合物。
IPC (6件):
C07F 7/21
, G03G 5/07 103
, H01B 1/00
, H01L 51/10
, H01L 31/08
, H05B 33/22
FI (5件):
C07F 7/21
, G03G 5/07 103
, H01B 1/00 Z
, H05B 33/22
, H01L 31/08 T
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