特許
J-GLOBAL ID:200903073114010220

多気筒エンジンの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-267505
公開番号(公開出願番号):特開平11-107814
出願日: 1997年09月30日
公開日(公表日): 1999年04月20日
要約:
【要約】【課題】 吸気流動制御弁の全閉時において吸気の逆流による吸気ポート内の燃料付着に起因した気筒間の空燃比のばらつきを是正し、とくにリーン運転時に気筒間の空燃比のばらつきを抑制する。【解決手段】 スワール生成のための制御弁と、両吸気ポートへ燃料を噴射するインジェクタ26を備えた多気筒エンジンにおいて、エンジンの低負荷低回転域で制御弁を閉じるとともに空燃比をリーン設定としつつ吸気行程前半に燃料を噴射するように制御するリーン運転制御手段41と、制御弁を閉じるとともに空燃比を比較的リッチに設定しつつ吸気行程前半に燃料を噴射させるようにした制御状態で、各気筒別の空燃比検出とそれに応じた制御に基づき、空燃比の気筒間偏差是正のための補正値を算出する手段42と、上記リーン運転制御手段による制御時に、上記補正値を用いて気筒毎に燃料噴射量を補正する手段43とを備えている。
請求項(抜粋):
各気筒の燃焼室に一対の吸気ポートを開口させ、吸気ポート上流側に吸気流動制御弁を設け、この吸気流動制御弁が閉じられたときに一方の吸気ポート側へ向かう吸気の偏流が生じるように各気筒に対する吸気通路を構成するとともに、上記吸気流動制御弁の下流に配置されて上記両吸気ポートに燃料を噴射するインジェクタを備えた多気筒エンジンにおいて、排気中の酸素濃度の検出によって空燃比を検出する空燃比検出手段と、エンジンの低負荷低回転域で、吸気流動制御弁を閉じ、かつ、空燃比をNOx排出割合が多い特定空燃比範囲よりもリーンに設定しつつ吸気行程前半に燃料を噴射させるように吸気流動制御弁及びインジェクタを制御するするリーン運転制御手段と、定常運転時において、吸気流動制御弁を閉じ、かつ、空燃比を上記特定空燃比範囲よりもリッチに設定しつつ吸気行程前半に燃料を噴射させるようにした制御状態で、上記空燃比検出手段の出力に基づき各気筒別に空燃比を検出して、その空燃比の気筒間偏差を是正するように燃料噴射量の補正値を算出する気筒間偏差補正値算出手段と、上記リーン運転制御手段による制御時に、上記気筒間偏差補正値算出手段により演算された補正値を用いて気筒毎に燃料噴射量を補正する補正手段とを備えたことを特徴する多気筒エンジンの制御装置。
IPC (7件):
F02D 41/04 305 ,  F02D 13/02 ,  F02D 41/02 325 ,  F02D 41/34 ,  F02D 41/36 ,  F02D 43/00 301 ,  F02D 43/00
FI (7件):
F02D 41/04 305 C ,  F02D 13/02 D ,  F02D 41/02 325 G ,  F02D 41/34 E ,  F02D 41/36 B ,  F02D 43/00 301 H ,  F02D 43/00 301 U

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