特許
J-GLOBAL ID:200903073114848690
放射線検出器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
西岡 義明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-296339
公開番号(公開出願番号):特開平8-152478
出願日: 1994年11月30日
公開日(公表日): 1996年06月11日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 検出誤差がなく、正確な放射線の測定ができる放射線検出器を提供する。【構成】 X線センサ素子2に入射したX線のフォトンのエネルギーに応じた電荷Qは、キャパシタ3a,3bにそれぞれQ/2,-Q/2づつ蓄積され、作動増幅器1の出力端1c,1d間の電圧Vとして出力される。そして、制御手段6により、蓄積電荷の放電のためスイッチ4a,4bをオンにした後、両スイッチを同時にオフにすると、両スイッチの寄生容量C’に蓄積された電荷Q’が同時に放電されるため、スイッチの切り換え動作による出力端1c,1d間の電圧Vへの影響が除去される。また、負電圧源7と入力端1a間の静電容量と、負電圧源7と入力端1b間の静電容量が略等しくなるよう修正キャパシタ5の静電容量Cpが設定されているため、負電圧源7の電位変動があっても、等しい電荷量が差動増幅器1の両信号ラインに注入され、出力電圧Vへの影響が除去される。
請求項(抜粋):
第1,第2の入力端と,第1,第2の出力端を有し、前記第1,第2の入力端間の電圧を増幅し、前記第1,第2の出力端間の電圧として出力する差動増幅器と、前記差動増幅器の第1の入力端に接続した放射線センサ素子と、前記差動増幅器の第1の入力端と第1の出力端間にそれぞれ並列に接続した第1のキャパシタ及び第1のスイッチ素子と、前記差動増幅器の第2の入力端と第2の出力端間にそれぞれ並列に接続した第2のキャパシタ及び第2のスイッチ素子と、前記第1のスイッチ素子と、前記第2のスイッチ素子を同時にオフする制御手段と、を備えたことを特徴とする放射線検出器。
IPC (2件):
前のページに戻る