特許
J-GLOBAL ID:200903073115066253

データ記録デイスク・ドライブ用の集積型ヘッド/電子回路相互接続サスペンション

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂口 博 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-502748
公開番号(公開出願番号):特表平10-507028
出願日: 1996年02月09日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】変換器(9)と読み書き電子回路の間で一般に15メガバイト/秒より高いデータ転送速度を有するディスク・ドライブ用の集積型ヘッド/電子回路相互接続サスペンション(12)。サスペンション(12)は、スライダ(10)を支持し、このスライダに変換器(9)が取り付けられ、スライダ(10)をディスク表面の近くに維持する。集積型ヘッド/電子回路相互接続サスペンションは、構造の一部分として導電性トレースを有し、変換器(9)を読み書き電子回路と接続する積層構造を有する。トレースの特性インピーダンスの急激な変化を回避して、そのトレース上の信号反射を最小にする手段を設けることにより、変換器(9)と読み書き電子回路の間で高いデータ転送速度をサポートすることができる。したがって、サスペンション内のトレース・ボンディング領域、開口およびその他の機械的障害によって生じるトレース・インピーダンスの急激な変化を回避するようにトレースの幅が成形される。信号反射を回避するために、トレースの方向の変化は緩やかである。トレースの特性インピーダンスをさらに良好に制御するために、積層構造内にパターン化された導電性バックプレーンを設けることもできる。トレースがバックプレーンの開口の上で交差する場合は、その結果生じるインピーダンスの変化を補償するために、トレースの側縁部から延びる横方向の拡張部が形成される。さらに、トレースとボンディング領域が、信号のクロスカップリングを最小にするのに十分なグループ間の間隔で、信号タイプ別にまとめられる。
請求項(抜粋):
データ面(8)を備えたディスクと、ディスクのデータ面近くに維持されたスライダ(27)に取り付けられ、ディスクにデータを書き込みディスクからデータを読み取るための変換器(28)と、ディスクを横切ってスライダを移動させるアクチュエータと、変換器に電気的に接続された電子回路モジュールとを有するタイプのデータ記録ディスク・ドライブ用のサスペンション(12)であって、 ベース層(35)と、 ベース層上に複数の導電性トレース(34)として形成され、前記変換器(28)とその各端部の近くに変換器および電子回路モジュールへの電気接続のためのボンディング領域(31、32)をそれぞれ有し、前記電子回路モジュールとを相互接続する、第1の導電層(24、36、37、55、60、66、70、75、80、85、90、96、105)と、 変換器と電子回路モジュールとの間でデータを転送する際に、各トレースの特性インピーダンスの急激な変化を防止するための積層構造上の手段と を含む積層構造であるサスペンション。
IPC (3件):
G11B 5/60 ,  G11B 5/48 ,  G11B 21/02 601
FI (3件):
G11B 5/60 P ,  G11B 5/48 E ,  G11B 21/02 601 E
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-112768
  • 集積半導体装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-162479   出願人:松下電器産業株式会社
  • 磁気デイスク装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-184320   出願人:株式会社日立製作所

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