特許
J-GLOBAL ID:200903073115643064

5相永久磁石型モータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥山 尚男 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-366475
公開番号(公開出願番号):特開2000-197336
出願日: 1998年12月24日
公開日(公表日): 2000年07月14日
要約:
【要約】【課題】 サイズが薄型化で、従来のものと同じ回転子磁極数で基本ステップ角を小さく、さらに、ホールディングトルクの高次の高調波成分を低減する。【解決手段】 回転子2は、固定子磁極P1、P2、P3、....と対向する面に、極対数P=5n+α(nは1以上の整数で、αは1以上で4以下の整数)の回転子磁極5が形成されており、前記固定子磁極には小歯ピッチ角度θtが、θt=360k/P度(kは、0.75≦k≦1)である2個以上の固定子小歯4を有する永久磁石型モータM1であって、互いに隣接する2個の固定子磁極に設けられた前記小歯4の群の中心線の成す角度θpは、θp=360(m+β)/P度(mは、m≦nを満足する整数であり、βは、0.4≦β≦0.6)であり、前記2個の固定子磁極に巻装された2個の巻線は互いに逆極性となるように結線されて、1つの相巻線を構成する。
請求項(抜粋):
固定子は、ひとつ置きに並んだ5個の固定子磁極P1、P3、P5、P7、P9およびP2、P4、P6、P8、P10が、それぞれ等ピッチに放射状に配設された10個の固定子磁極P1、P2、P3、....P8、P9、P10と、該固定子磁極に各別に巻装された10個の巻線W1、W2、W3、....W8、W9、W10を有し、回転子は、前記固定子磁極と空隙を介して対向する面に永久磁石を有し、回転方向に沿って極対数P=5n+α(ただし、nは1以上の整数で、αは1以上で4以下の整数であって、nが奇数のときはαも奇数、nが偶数のときはαも偶数とする)の回転子磁極が、その極性を交互にして形成されており、前記固定子磁極の前記回転子と対向する面には固定子小歯ピッチ角度θtが、θt=360k/P度(ただし、kは、0.75≦k≦1)である2個以上の固定子小歯を有する永久磁石型モータであって、互いに隣接する2個の固定子磁極に設けられた前記小歯群の中心線の成す角度θpは、θp=360(m+β)/P度(ただし、mは、m≦nを満足する整数であり、βは、0.4≦β≦0.6)であるとともに、前記2個の固定子磁極に巻装された2個の巻線は互いに逆極性となるように結線されて、1つの相巻線を構成することを特徴とする5相永久磁石型モータ。

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