特許
J-GLOBAL ID:200903073116318744

鉱石に含まれる遠赤外線とミネラルを利用した環境改善資材。

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-154220
公開番号(公開出願番号):特開平10-297983
出願日: 1997年04月23日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【目的】 環境整備から生ずる生ゴミ焼却灰、ガラス屑などの無機質を再利用するために骨材として用い、通常セメントと水を加えて加工成型して固形体とする。又雨水排水や河川の浄化を促進するために固形体の表面に遠赤外線を常温放出する材料を塗布することにより浄化作用を増進させる。【構成】 遠赤外線材料は無水鉱床(黒鉱)帯に産出する黒曜石の粉体又は、高温処理した発砲体を主成分とする。黒曜石の珪酸アルミナの中には多くの天然ミネラルが含まれ、河川へ投入すると河川の微生物プランクトンが急速に増殖し活動するので浄化力の増加が期待出来る。又、天然コーラルカルシウム鉱石、ドロマイト鉱石などの天然石の粉体を加えるとより一層の効果が上がる。
請求項(抜粋):
環境整備から生ずるゴミ焼却灰、ガラス屑など無機質廃棄物を再利用するもので、各々30〜40%と通常セメント30〜40%と水を加えて型枠、プレスなどにて加工成形して熟成した固形体とする。雨水、河川浄化を促進するために、この固形体の表面に、遠赤外線を常温放出する材料と、アルミセメントと水にてモルタル状にし粗面に塗布して固着したものである。遠赤外線材料とは、無水鉱床(黒鉱)帯に産出する黒曜石の粉体、また高温処理(1,000〜1500°C)した発泡体と粉体を主成分として用いる。黒曜石の珪酸アルミナの中には、チタン、マグネシウム、カリウム、アルミナなど多くのミネラルが含まれている。またチタン、マグネシウムを多く含むイルミナイト鉱石、天然コーラルカルシウム鉱石(貝化石)、ドロマイト鉱石など天然石の粉体も含入させる。焼却灰に残存が危惧されている、ダイオキシンもこの成形体にすると、約1万分の1以下に封じ込めることができる。さらに遠赤外材料とミネラルの働きで、河川の微生物プランクトンが急速に増殖し活動するので浄化力の増加が促進される。
IPC (6件):
C04B 41/65 ZAB ,  B09B 3/00 ,  C02F 1/30 ,  C02F 1/68 510 ,  C02F 1/68 520 ,  C02F 1/68 540
FI (7件):
C04B 41/65 ZAB ,  C02F 1/30 ,  C02F 1/68 510 Z ,  C02F 1/68 520 U ,  C02F 1/68 540 B ,  B09B 3/00 301 S ,  B09B 3/00 301 M

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