特許
J-GLOBAL ID:200903073116413178

積層型エバポレータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-366693
公開番号(公開出願番号):特開2000-193344
出願日: 1998年12月24日
公開日(公表日): 2000年07月14日
要約:
【要約】【課題】 空気を均一に冷却すると共に、内部を流れる冷媒の偏流を生じにくくする構造を安価に実現する。【解決手段】 互いに同一の構造である、複数の単位コア52、52を、フィンを介して重ね合わせる事によりコア部2bを構成する。上記各単位コア52、52の上流側と下流側とに、それぞれ冷媒分配タンク部54と冷媒集合タンク部55とを備える。冷媒分配タンク部54及び冷媒集合タンク部55の一部で、コア部2bの幅方向中央部に存在する部分に、それぞれ冷媒送り込み管3と冷媒取り出し管4とを接続する。各単位コア52、52の内部を流れる冷媒は、上記冷媒分配タンク部54及び冷媒集合タンク部55を構成する部分を除いて、これら各単位コア52、52の幅方向中心に関して対称な方向に流れる。
請求項(抜粋):
それぞれの片面に凹部を形成した金属板を2枚1組とし、互いの凹部同士を対向させた状態で最中状に重ね合わせて互いに気密且つ液密に接合する事により、内側に扁平な流路を有する素子とし、複数の素子を、隣り合う素子同士の間にフィンを設けた状態で重ね合わせる事により構成したコア部を有し、このコア部を構成する上記各素子の内部に冷媒を流通させると共に、これら各素子の外部に空気調和用の空気を、このコア部の厚さ方向に通過させる状態で使用する積層型エバポレータに於いて、上記コア部を、このコア部の高さ方向及び厚さ方向の端部に設けられた、このコア部の幅方向に長い折り返しタンク部を有し、互いにほぼ同一の構造である複数の単位コアを、フィンを介して重ね合わせる事により構成し、重ね合わせた状態で、それぞれが上記コア部の高さ方向及び厚さ方向の端部で上記折り返しタンク部と異なる部分に設けられた、上記各単位コアの内部に冷媒を分配する為の冷媒分配タンク部と、各単位コアの内部を流れた冷媒が集合する状態で送り込まれる冷媒集合タンク部とを備え、上記冷媒分配タンク部の一部で、上記コア部の幅方向中央部に存在する部分に冷媒を外部から送り込み自在とし、上記冷媒集合タンク部の一部で、上記コア部の幅方向中央部に存在する部分から冷媒を外部に取り出し自在とし、上記各単位コアの内部を流れる冷媒が、上記冷媒分配タンク部及び冷媒集合タンク部を構成する部分を除いて、これら各単位コアの幅方向中心に関して対称な方向に流れる事を特徴とする積層型エバポレータ。
IPC (3件):
F25B 39/02 ,  F28D 1/03 ,  F28F 3/08 311
FI (3件):
F25B 39/02 C ,  F28D 1/03 ,  F28F 3/08 311
Fターム (6件):
3L103AA09 ,  3L103AA16 ,  3L103AA35 ,  3L103BB38 ,  3L103DD53 ,  3L103DD57

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