特許
J-GLOBAL ID:200903073118190281

曲げ圧壊特性に優れた自動車車体補強材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 梶 良之 ,  須原 誠 ,  竹中 芳通
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-245806
公開番号(公開出願番号):特開2009-096459
出願日: 2008年09月25日
公開日(公表日): 2009年05月07日
要約:
【課題】曲げ圧壊特性として、車体衝突時の曲げ荷重に対する曲げ強度およびエネルギー吸収特性が高い、補強材を別途に設けずとも単体で衝突安全性に優れた、バンパ補強材やドアガードバーなどのアルミニウム合金製自動車車体補強材を提供する。【解決手段】略矩形断面を有するアルミニウム合金中空形材からなる自動車車体補強材20を下記a〜dの構成として、曲げ圧壊特性に優れさせる。a.前面壁1と後面壁2と上方と下方の各横壁3、4と中間壁5とからなる略日型断面とする。b.前面壁1と後面壁2との厚さを各々3mm以上とする。c.各横壁3、4によって前面壁1と後面壁2とを仕切り、前面壁1と後面壁2との端部にフランジ部6〜9を設ける。d.中間壁5の前面壁側端部5aと前面壁中央部1eとの接続を、前面壁1の壁幅を減少させるように行って、前面壁中央部1eに凹部10aを形成する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
略矩形断面を有するアルミニウム合金中空形材からなり、下記a〜dの構成を有することを特徴とする曲げ圧壊特性に優れた自動車車体補強材。 a.前記略矩形断面は、略上下方向に延在する前面壁と、この前面壁と略平行にかつ間隔を開けて略上下方向に延在する後面壁と、これら前面壁と後面壁とをつなぎ、互いに間隔を開けて略水平方向に延在する上方と下方の各横壁と、これら前面壁と後面壁の各中央部同士をつなぎ、略水平方向に延在する中間壁とからなる、略日型断面から構成される。 b.前記前面壁と後面壁との厚さを各々3mm以上とする一方、前記上方と下方の各横壁と中間壁との厚さを、この前面壁と後面壁の厚さよりも薄肉とする。 c.前記上方と下方の各横壁とは、これら前面壁と後面壁の各上下端部よりもそれぞれ下側か上側かの、前面壁と後面壁の各上部同士および各下部同士をつなぐことによって、前面壁と後面壁とを仕切り、これら前面壁と後面壁との両端部を上下各方向に向かって張り出すフランジ部としている。 d.前記中間壁の前面壁側の長さを前記上方と下方の各横壁の長さよりも短くし、この中間壁の前面壁側端部と前面壁中央部との接続を、前面壁の壁幅を減少させるように行って、前面壁中央部に、自動車車体補強材の長手方向に亘って延在する凹部を形成している。
IPC (2件):
B60R 19/04 ,  B60R 19/18
FI (2件):
B60R19/04 M ,  B60R19/18 P
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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