特許
J-GLOBAL ID:200903073124000940

非接触端面シール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邉 勇 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-171736
公開番号(公開出願番号):特開平9-329247
出願日: 1996年06月11日
公開日(公表日): 1997年12月22日
要約:
【要約】【課題】 回転環と固定環との相対的な回転方向が異なる場合においても、密封面に高い剛性を有する流体膜を形成できるようにする。【解決手段】 回転軸1とともに回転する回転環3A,3Bの端面の密封面と、回転環3A,3Bに相対する固定環4A,4Bの端面の密封面とから密封部を形成し、密封圧力が加わった状態あるいは回転軸1が回転した状態で両密封面が非接触となる非接触端面シールにおいて、一方の密封面の高圧側周縁と低圧側の所定径との間の環状領域を円周方向に沿って複数の溝形成領域31に区分し、各溝形成領域31内に、円周方向の中央に位置して溝形成領域31の径方向に延びる密封流体導入溝33と、この密封流体導入溝33を挟んで左右対称で密封流体導入溝33または高圧側周縁から内側にスパイラル状に延びるスパイラル溝34a,34bとを設けた。
請求項(抜粋):
回転軸とともに回転する回転環の端面の密封面と、該回転環に相対する固定環の端面の密封面とから密封部を形成し、密封圧力が加わった状態あるいは前記回転軸が回転した状態で前記両密封面が非接触となる非接触端面シールにおいて、前記一方の密封面の高圧側周縁と低圧側の所定径との間の環状領域を円周方向に沿って複数の溝形成領域に区分し、前記各溝形成領域内に、円周方向の中央に位置して該溝形成領域の径方向に延びる密封流体導入溝と、この密封流体導入溝を挟んで左右対称で該密封流体導入溝または高圧側周縁から内側にスパイラル状に延びるスパイラル溝とを設けたことを特徴とする非接触端面シール。

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