特許

J-GLOBAL ID：200903073133751745

塩化ビニル樹脂材中の安定剤別に塩化ビニル樹脂材を分別するための分別方法及び塩化ビニル樹脂材のリサイクル方法

発明者： 天野 啓史 ,  浅川 俊文
出願人/特許権者： オプト技研株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-065351
公開番号（公開出願番号）：特開2000-226468
出願日： 1999年02月05日
公開日（公表日）： 2000年08月15日
要約：

【要約】【課題】 近赤外線を用いた吸収スペクトル分光法によって、鉛系化合物安定剤を含有する塩化ビニル樹脂材と錫系化合物安定剤を含有する塩化ビニル樹脂材とを簡単に、かつ迅速に識別することができ、塩化ビニル樹脂材のマテリアルりサイクルを行うことができる塩化ビニル樹脂材のリサイクル方法及び塩化ビニル樹脂材中の安定剤別に塩化ビニル樹脂材を分別するための分別方法を提供する。【解決手段】 波長;約1.15〜約1.28ミクロンの近赤外線を使用した吸収スペクトル分光法によって塩化ビニル樹脂材中に含まれる鉛系化合物安定剤の吸収スペクトルパターンと塩化ビニル樹脂材中に含まれる錫系化合物安定剤の吸収スペクトルパターンを比較して該各塩化ビニル樹脂材中の安定剤を識別する。また、この安定剤を識別方法を適用して塩化ビニル樹脂材のマテリアルサイクルを行う。

請求項（抜粋）：

波長約1.15〜約1.28ミクロンの近赤外線を塩化ビニル樹脂材に照射する工程と;前記照射された塩化ビニル樹脂材から反射光による吸収スペクトルパターンを得る工程と;前記得られた吸収スペクトルパターンとコンピュータに記憶されている塩化ビニル樹脂材中に含まれる鉛系化合物安定剤の吸収スペクトルパターンデータと塩化ビニル樹脂材中に含まれる錫系化合物安定剤の吸収スペクトルパターンデータを比較して該塩化ビニル樹脂材中の安定剤を識別する工程と;前記識別結果を基に塩化ビニル樹脂材中の安定剤別に塩化ビニル樹脂材を分別する工程と;を備える塩化ビニル樹脂材中の安定剤別に塩化ビニル樹脂材を分別するための分別方法。

IPC (2件)：

C08J 11/06 CEV ,  G01N 21/35

FI (2件)：

C08J 11/06 CEV ,  G01N 21/35 Z

Fターム (21件)：

2G059AA01 ,  2G059BB15 ,  2G059BB20 ,  2G059CC03 ,  2G059CC12 ,  2G059EE01 ,  2G059EE02 ,  2G059FF08 ,  2G059HH01 ,  2G059HH06 ,  2G059JJ02 ,  2G059JJ18 ,  2G059KK01 ,  2G059MM10 ,  4F301AA17 ,  4F301AB01 ,  4F301AD10 ,  4F301BA10 ,  4F301CA09 ,  4F301CA11 ,  4F301CA61