特許
J-GLOBAL ID:200903073134884846

複層すべり軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-328931
公開番号(公開出願番号):特開2000-154824
出願日: 1998年11月19日
公開日(公表日): 2000年06月06日
要約:
【要約】【課題】 特に高荷重での使用に対して長期に渡って無給脂で低摩擦を実現する複層すべり軸受を提供する。【解決手段】 裏金1上に多孔質の金属粉末焼結層2を設け、その上層部にはフッ素樹脂繊維3とポリアミド繊維4の交織布をフェノール樹脂を介して結合させた摺動面層5を設け、交織布はフッ素樹脂繊維が摺動方向に沿って延在する態様で綾織り又は朱子織りし、摺動面5に露出するポリアミド繊維4は摺動方向Y及び軸方向Xに対して所望の傾斜角度α,β線上に沿って点在して配列すると共に、摺動面5に露出するポリアミド繊維4の面積比率を25〜35%とし、摺動面5の全域にポリアミド繊維4を均等に分散配置させた。
請求項(抜粋):
裏金上に多孔質の金属粉末焼結層を設け、この金属粉末焼結層の上層部には接着樹脂材であるフェノール樹脂を介して、樹脂繊維製の交織布による摺動面層を結合させ、前記摺動面層は摩擦係数の小さい潤滑性樹脂繊維であるフッ素樹脂繊維と、強度が高い強化樹脂繊維であるポリアミド繊維を、フッ素樹脂繊維が摺動方向に沿って延在する態様で綾織り又は朱子織りして織成又は編成され、摺動面に露出するポリアミド繊維は摺動方向及び軸方向に対して所望の傾斜角度線上に沿って点在して配列すると共に、当該摺動面に露出するポリアミド繊維の面積比率を25〜35%とし、摺動面の全域にポリアミド繊維を均等に分散配置させたことを特徴とする複層すべり軸受。
Fターム (9件):
3J011AA06 ,  3J011CA05 ,  3J011DA01 ,  3J011QA05 ,  3J011SA03 ,  3J011SB01 ,  3J011SC02 ,  3J011SC03 ,  3J011SC04
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭58-180837
  • 特開昭60-116918

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