特許
J-GLOBAL ID:200903073135767037

バルブタイミング調整装置の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-088300
公開番号(公開出願番号):特開2003-286811
出願日: 2002年03月27日
公開日(公表日): 2003年10月10日
要約:
【要約】【課題】 嵌合穴に拘束部材を確実に嵌合するバルブタイミング調整装置の制御方法を提供する。【解決手段】 作動油の温度および油圧が変化すると、ハウジング部材10に対するベーンロータ15の遅角進角応答速度、ならびに拘束ピストン30の移動速度が変化し、嵌合穴36に嵌合する前に拘束ピストン30が嵌合穴36を通過することがある。作動油の油温および油圧に相当するセンサ信号をECUに入力し、電磁弁240を制御するタイミングよりもスプール弁230を制御するタイミングを遅らせる遅延時間を油温および油圧を入力情報として遅延時間マップから求める。油温が上昇すると遅延時間を短くし、油圧が上昇すると遅延時間を長くする。
請求項(抜粋):
内燃機関の駆動軸から吸気弁および排気弁の少なくともいずれか一方を開閉駆動する従動軸に駆動力を伝達する駆動力伝達系に設けられ、前記吸気弁および前記排気弁の少なくともいずれか一方の開閉タイミングを調整するバルブタイミング調整装置の制御方法であって、前記バルブタイミング調整装置は、前記駆動軸とともに回転する駆動側回転部材と、前記従動軸とともに回転し、回動圧力室の作動流体圧力により前記駆動側回転部材に対し遅角側および進角側に相対回動駆動される従動側回転部材と、前記駆動側回転部材および前記従動側回転部材に設置され、嵌合穴、前記駆動側回転部材に対する前記従動側回転部材の最遅角位置と最進角位置との間の中間位置で前記嵌合穴に嵌合し前記駆動側回転部材に対する前記従動側回転部材の相対回動を拘束する拘束部材、前記嵌合穴から前記拘束部材が抜け出す方向に作動流体圧力を加える拘束解除圧力室、ならびに前記嵌合穴に向けて前記拘束部材を付勢する拘束付勢部材を有する拘束手段とを備え、前記回動圧力室に作動流体を供給する供給系と前記拘束解除圧力室に作動流体を供給する供給系とは別系統であるバルブタイミング調整装置の制御方法において、前記駆動側回転部材に対し前記従動側回転部材を前記中間位置に向けて相対回動し前記嵌合穴に前記拘束部材を嵌合するとき、前記嵌合穴に前記拘束部材を嵌合する作動流体圧力の拘束開始タイミングよりも前記駆動側回転部材に対し前記従動側回転部材を相対回動する作動流体圧力の回動開始タイミングを遅らせる制御モードを有することを特徴とするバルブタイミング調整装置の制御方法。
Fターム (11件):
3G018BA32 ,  3G018DA18 ,  3G018DA60 ,  3G018DA62 ,  3G018DA63 ,  3G018DA70 ,  3G018DA73 ,  3G018DA83 ,  3G018FA01 ,  3G018FA07 ,  3G018GA02

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