特許
J-GLOBAL ID:200903073138274066

繊維強化樹脂管の成形装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-151441
公開番号(公開出願番号):特開平10-337787
出願日: 1997年06月10日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】 短時間で繊維の種類を切り替えできかつ複合成形できる繊維強化樹脂管の成形装置を提供する。【解決手段】 強化繊維2,4を収納する収納棚6を上下2段とし、各収納棚6から各案内部材3,5を介して案内される各強化繊維2,4が、各導入部材17,26、各浸漬用ガイド部材18,27、各導出部材19,28にそれぞれ別個に案内されるように配置するとともに、各強化繊維2,4が互いに重なって回転金型7に巻き取られるように櫛歯部材25を上下に配置したことにより、異種材料の複合成形ができ、また、強化繊維2の樹脂管を製作し、引き続いて異なる種類の強化繊維4の樹脂管を製作する際、上下段の収納棚6のうちいづれか一方にのみ強化繊維2を収納しておいて樹脂管を製作し、製作途中において、強化繊維4を収納棚6の他方に収納するとともに案内部材5に案内させておくことにより、短時間で繊維の種類を切り替えできる。
請求項(抜粋):
複数本の強化繊維束を案内部材を介して繰り出し自在に収納する収納棚と、水平軸心回りに回転される回転金型と、この回転金型の軸心方向に沿って往復移動される走行台上に、複数本の強化繊維束に樹脂を含浸させる樹脂液槽を有する繊維含浸案内装置とから構成されるとともに、上記繊維含浸案内装置は、収納棚から繰り出された強化繊維束を案内する導入部材と、この導入部材を介して強化繊維束を上記樹脂液槽内に案内する浸漬用ガイド部材と、この浸漬用ガイド部材を介して案内された強化繊維束を樹脂液槽外に案内する導出部材と、この導出部材を介して案内された強化繊維束の余分な樹脂液を取り除く液切り部材と、この液切り部材を介して案内された強化繊維束をそれぞれ整列させる櫛歯部を有する櫛歯部材とを具備し、この櫛歯部材を介して案内された強化繊維束を上記回転金型に巻き取り繊維強化樹脂管を成形する成形装置において、上記収納棚に、第1の強化繊維束および第2の強化繊維束を繰り出し自在に配置し、上記案内部材,導入部材,浸漬用ガイド部材,導出部材および櫛歯部材は、第1および第2の強化繊維束を、それぞれ別個に案内し得るように一対づつ配置し、かつ少なくとも上記両櫛歯部材については、第1の強化繊維束と第2の強化繊維束とが互いに重なって回転金型に巻き取られるように上下に配置したことを特徴とする繊維強化樹脂管の成形装置。
IPC (4件):
B29C 70/16 ,  B29C 53/64 ,  B29K105:10 ,  B29L 23:00
FI (2件):
B29C 67/14 C ,  B29C 53/64

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