特許
J-GLOBAL ID:200903073141136626

スクロール型流体装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-122079
公開番号(公開出願番号):特開平5-321856
出願日: 1992年05月14日
公開日(公表日): 1993年12月07日
要約:
【要約】【目的】 両歯タイプの公転スクロール(8)を備えたスクロール型流体装置において、流体圧縮時のラジアル荷重による公転スクロール(8)の傾きを防止した状態で、スクロール機構部(2)を油溜め部(4)に近接配置してスクロール機構部(2)に至る給油経路の短縮化を図る。【構成】 スクロール機構部(2)を油溜め部(4)と駆動機構部(3)との間に配置し、上下1対の固定スクロール(5),(6)の上下両側に位置する係合部(11a),(11b)を有する公転補助体(11)に公転スクロール(8)を保持させ、上側の係合部(11a)を駆動機構部(3)に接続する一方、下側の係合部(11b)を偏心軸受け(14)に公転可能に保持させる。
請求項(抜粋):
鏡板(5a),(6a)の片面に渦巻状のラップ(5b),(6b)が立設された上下1対の固定スクロール(5),(6)の間に、鏡板(8a)の両面に渦巻状のラップ(8b),(8c)が立設された公転スクロール(8)を軸心(P)まわりに公転可能に配したスクロール機構部(2)と、上記スクロール機構部(2)を駆動する駆動機構部(3)と、上記のスクロール機構部(2)及び駆動機構部(3)を収容するとともに、内部下方に油溜め部(4)を有するケーシング(1)とを備えたスクロール型流体装置において、スクロール機構部(2)を駆動機構部(3)下方でかつ油溜め部(4)に近接した位置に配置し、両固定スクロール(5),(6)の上下両側に位置する係合部(11a),(11b)を有しかつ上記公転スクロール(8)を保持する公転補助体(11)を、両固定スクロール(5),(6)に対して公転可能に設け、上側の係合部(11a)を駆動機構部(3)に接続する一方、下側の係合部(11b)を偏心軸受け(14)に公転可能に保持したことを特徴とするスクロール型流体装置。
IPC (5件):
F04C 18/02 311 ,  F01C 1/02 ,  F04C 29/00 ,  F04C 29/02 311 ,  F04C 29/02 321

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