特許
J-GLOBAL ID:200903073142590460

ファイルシステムの利用者によるウィンドウマウント方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-117236
公開番号(公開出願番号):特開平5-313983
出願日: 1992年05月11日
公開日(公表日): 1993年11月26日
要約:
【要約】【構成】利用者のアクセス許可の検査とファイル操作を取り扱うサーバプロセス7を備え、利用者からのマウント要求で、サーバプロセスに、アクセス許可検査要求を送信し、アクセス許可があるか否か判定し、アクセス許可を保持すると判定した場合、利用者マウントテーブルとマウントポイントシステムノードにアクセス可能な階層レベル等などの情報を設定する。マウントされたファイルシステム2上のファイルに対して、利用者からアクセス要求があると、利用者マウントテーブルからマウント先を調べ、階層レベルが範囲内にあるか否かを検査し、範囲内であった場合、ファイルの操作要求をサーバプロセスに送信する。サーバプロセスが要求に基づいて処理し、返す結果を受信する。【効果】特殊な利用者ではなく一般利用者が、マウントしたいファイルシステムのコンピュータ上での公開処理を必要とせずに、アクセス許可の保持によってのみマウントを行えるものである。
請求項(抜粋):
階層構造で構成され、オーナ、グループなどの明確なアクセス許可区分を持つファイルシステムの利用者によるファイルシステムマウント方式において、オペレーティングシステムのカーネル内部に、利用者単位のマウント情報を記憶する利用者マウントテーブル、利用者管理テーブル、および、マウントポイントのシステムノードを備え、カーネル内、またはカーネル外の任意の位置に利用者のアクセス許可の検査とファイル操作を取り扱うサーバプロセスを備え、利用者からマウント要求があると、前記サーバプロセスに、マウントしたいディレクトリまたはファイルに対するアクセス許可検査要求を送信し、アクセス許可があるか否か判定するステップと、アクセス許可を保持すると判定した場合、前記利用者マウントテーブルとマウントポイントシステムノードにアクセス可能な階層レベル等などの情報を設定するステップと、前記の処理によりマウントされたファイルシステム上のファイルに対して、利用者からアクセス要求があると、利用者マウントテーブルからマウント先を調べ、階層レベルが範囲内にあるか否かを検査するステップと、範囲内であった場合、ファイルの操作要求をサーバプロセスに送信するステップと、サーバプロセスが要求に基づいて処理し、返す結果を受信するステップを備えることを特徴とするファイルシステムの利用者によるウィンドウマウント方式。
IPC (2件):
G06F 12/00 545 ,  G06F 12/00 537

前のページに戻る