特許
J-GLOBAL ID:200903073144689294
液圧緩衝器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
平田 義則 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-218659
公開番号(公開出願番号):特開平8-082336
出願日: 1994年09月13日
公開日(公表日): 1996年03月26日
要約:
【要約】【目的】 チェックシールの内径を変更することなくロッドガイドにおける凹部内径の小径化が可能でオイルシールの共用化によるコストの低減化が可能であると共に、チェックリップの機能および耐久性を維持することができる液圧緩衝器の提供。【構成】 チェックリップ11dの開弁時における外側へのたわみにより当接するロッドガイド7における環状立上り部77の内周面の一部に、チェックリップ11dの当接面より外側へ窪んだ縦溝77aを形成すると共に、リザーバ室Cと切欠部72aを介して連通された連通溝11eを、縦溝77aと連通した状態でかつロッドガイド7の最上端面であるフランジ部72と対面する補強環11aの下面側に形成した。
請求項(抜粋):
内外二重に形成されたシリンダチューブとアウタチューブとの間にガスが封入されるリザーバ室が形成され、シリンダチューブとアウタチューブの上端開口部内周にそれぞれ嵌装してピストンロッドの摺動をガイドするロッドガイドが設けられ、該ロッドガイドの内周側上面には連通路によりリザーバ室と連通された環状の凹部が形成され、ロッドガイドの上部でアウタチューブの開口部内にはアウタチューブの開口部内周面とピストンロッドの外周面との間を摺動自在にシールするロッドシールとロッドガイドの凹部内においてリザーバ室から連通路を経由して凹部方向へのガスの侵入を阻止するため一方向のみに開弁するスカート状のチェックリップとを有するオイルシールが嵌装された液圧緩衝器において、前記チェックリップの開弁時における外側へのたわみにより当接するロッドガイドの凹部内周面の一部にチェックリップの当接面より外側へ窪んだ縦溝部を形成すると共に、前記リザーバ室と連通する連通路を縦溝部と連通しかつロッドガイドの上端面近くを経由させた状態で形成したことを特徴とする液圧緩衝器。
IPC (2件):
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