特許
J-GLOBAL ID:200903073161049657

複合材曲面パネルの成形装置及び成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田代 烝治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-217250
公開番号(公開出願番号):特開2001-038752
出願日: 1999年07月30日
公開日(公表日): 2001年02月13日
要約:
【要約】【課題】 均一な板厚でかつ、しわ、うねり、ボイド等の発生がない複合材曲面パネルが得られる複合材曲面パネルの成形装置及び成形方法を提供する。【解決手段】成形型11の成形面12上に複数の一方向繊維プリプレグを積層し、該プリプレグ30上に上型板18、通気用織物20、バッグフィルム21を順に重ね、バッグフィルム21の内を真空引きして上記プリプレグを加圧及び加熱して硬化させる複合材曲面パネルの成形装置及び成形方法において、上型板18上に帯状の上型板付勢材19を重ね、上型板付勢材19及び一方向繊維プリプレグの端部を緊張付与装置15によって保持することによって、プリプレグ30と上型板18との間の隙間が未然に防止されて未硬化状態の余剰樹脂の流動が阻止される。その結果、均一な板厚でかつ、しわ、うねり、ボイド等の発生のない複合材曲面パネルが得られる。
請求項(抜粋):
成形型の湾曲形成された成形面上に方向を変えて複数の一方向繊維プリプレグを積層し、該プリプレグ上に可撓性を有する上型板、通気用織物を順に重ね、更に通気用織物の上方からバッグフィルムによって覆うと共に、該バッグフィルムの内を真空引きし、上記プリプレグを加圧し、かつ加熱して硬化させる複合材曲面パネルの成形装置において、上記成形型の湾曲形成された成形面上にプリプレグ積層範囲が設定され、上記上型板上に、上記湾曲形成された成形面の屈曲方向に沿って延在せしめられた可撓性を有する上型板付勢材と、上記成形面上のプリプレグ積層範囲近傍位置に配設され、該プリプレグ積層範囲上に方向を変えて複数積層された一方向繊維プリプレグの内、上記成形面の屈曲方向に沿って積層された一方向繊維プリプレグ及び上記上型板付勢材の端部を保持する緊張付与装置とを備えたことを特徴とする複合材曲面パネルの成形装置。
IPC (3件):
B29C 43/12 ,  B29C 43/34 ,  B29K105:06
FI (2件):
B29C 43/12 ,  B29C 43/34
Fターム (8件):
4F204AA36 ,  4F204AD16 ,  4F204AG03 ,  4F204FA13 ,  4F204FB01 ,  4F204FF01 ,  4F204FN15 ,  4F204FN17

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