特許
J-GLOBAL ID:200903073161389490

ガス浄化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-261603
公開番号(公開出願番号):特開平10-099642
出願日: 1996年10月02日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】微細な水中光合成生物または脱窒菌を用いたガス浄化装置で、培養温度をヒートポンプを用いて温度制御を行うことにより、エネルギの低減を図るガス浄化装置を提供する。【解決手段】ガス浄化装置は煤塵,ガス中のNOx のNO2 への酸化プロセスと、ガス中の除塵プロセスと、酸化されたNO2 の中性またはアルカリ性の吸収液への吸収プロセスと、NO2 を吸収した吸収液を、光合成を行う微細な水中光合成生物あるいは脱窒菌の培養液に導入し、液中の吸収NO2 がイオン化した硝酸系イオンを微細な水中光合成生物の光合成作用による生物固定化プロセスあるいは脱窒プロセスと、増殖した微細生物の回収プロセスとを含み、培養部の温度制御用熱源としてヒートポンプを使用する。
請求項(抜粋):
煤塵、及び低濃度のNOx を含むガスを浄化するため、ガス中のNOx の一部あるいは全部を酸化手段によりNO2 に酸化する酸化プロセスと、ガス中の煤塵を除去する除塵プロセスと、酸化されたNO2 を中性またはアルカリ性の吸収液に吸収する吸収プロセスと、NO2 を吸収した吸収液を、光合成を行う微細な水中光合成生物の培養液に導入し、液中の吸収されているNO2 がイオン化した硝酸系イオンを前記微細な水中光合成生物の光合成における育成に必要な窒素源とし、微細な前記水中光合成生物の光合成作用により生物体内に前記硝酸系イオンを固定化する生物固定化プロセスと、増殖した微細な水中光合成生物を回収する回収プロセスを有し、これらの一連のプロセスを行うことにより、空気の浄化を行うガス浄化装置において、前記水中光合成生物の培養を行う培養部の温度制御用熱源機としてヒートポンプ機構を設置したことを特徴とするガス浄化装置。
IPC (4件):
B01D 53/56 ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/77 ,  C02F 3/34
FI (4件):
B01D 53/34 129 Z ,  C02F 3/34 A ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/34 130 D

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