特許

J-GLOBAL ID：200903073165801540

単リール型の磁気テープカートリッジ

発明者： 水谷 光
出願人/特許権者： 日立マクセル株式会社
代理人 (1件)： 折寄 武士
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-135734
公開番号（公開出願番号）：特開2000-331452
出願日： 1999年05月17日
公開日（公表日）： 2000年11月30日
要約：

【要約】【課題】 単リール型の磁気テープカートリッジにおいて、ローディング開口に臨むケース周側壁が、落下衝撃を受けて上下に分離変形するのを防止して、ローディング開口に待機保持したリーダブロックや、その近傍のガイドローラがケースから脱落するのを防ぐ。【解決手段】 ローディング開口5に臨むケース周側壁21の遊端に、連結片30を差し込み装着して、上下ケース1a・1bが落下衝撃で上下方向に分離するのを阻止する。上下のケース周側壁21には係合穴38・38を設ける。連結片30は、内面壁31と外面壁32とを有し、外面壁32に上下一対の弾性腕34・34を設ける。各弾性腕34・34にロック片35・35を設ける。各ロック片35・35を各係合穴38・38にそれぞれ係合することにより、連結片30で上下ケース1a・1bの上下方向の分離を拘束する。

請求項（抜粋）：

上下ケース1a・1bを蓋合わせ状に接合してなる箱状のケース本体1の内部に、テープ3を巻装した一個のリール2が配置され、テープ3の繰り出し端にリーダブロック4が連結してあり、ケース本体1の周側面にリーダブロック4用のローディング開口5が設けてある磁気テープカートリッジであって、ローディング開口5に臨む上下ケース1a・1bの周側壁21・21どうしが、両周側壁21・21に跨がって配置した連結片30を介して上下方向には分離不能に連結固定されていることを特徴とする単リール型の磁気テープカートリッジ。