特許
J-GLOBAL ID:200903073167563417

画像媒体およびそのプロセス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-527837
公開番号(公開出願番号):特表平9-512351
出願日: 1995年04月25日
公開日(公表日): 1997年12月09日
要約:
【要約】画像を製造方法は、超酸前駆体、増感色素、および第2酸発生剤を含有する酸発生層または相と、画像色素を含有する色変化層とを備える画像媒体を使用する。増感色素は、第1形態および第2形態を有し、第1形態は第1波長範囲を実質的に第2形態よりも吸収する。超酸前駆体は、分解して第2波長範囲の放射線により超酸を生成し得るが、増感色素なしでは、第1波長範囲の放射線により分解し得ない。第2酸発生体は、非緩衝化超酸によって酸触媒により熱分解し、第2酸を形成し得る。増感色素の少なくとも一部が第1形態にある間、媒体は第1波長範囲の放射線に画像化するように露光され、これにより酸発生層の露光領域においては、非緩衝化超酸が形成される。次いで、この媒体は加熱され、露光領域で第2酸発生剤の酸触媒による熱分解が生じ、第2酸が形成される。酸発生層または酸発生相と色変化層または相との成分が混合され、これにより第2酸は画像形成色素の色変化を引き起こし、増感色素はその第2形態に変換する。酸発生層または相は、好ましくは第2酸発生剤ほど塩基性でない還元剤である共増感剤を含有する。
請求項(抜粋):
画像の製造方法であって、以下の工程を包含する、方法: 酸発生層または相および色変化層または相を含む画像媒体を提供する工程であって、該酸発生層または相が、超酸前駆体、増感色素、および第2酸発生剤の混合物を含有し、そして該色変化層または相が画像色素を含有する、工程; ここで、該超酸前駆体は、第1波長範囲とは異なる第2波長範囲の化学線放射により分解して超酸を生成し得るが、該増感色素なしでは、該第1波長範囲では化学線放射により分解して超酸を生成し得ない; 該第2酸発生剤は、熱分解して第2酸を形成し得、該第2酸発生剤の熱分解は、非緩衝化超酸により触媒され;そして 該画像色素は、該第2酸との接触により放射の吸収の変化を受ける; 該媒体を該第1波長範囲の化学線放射に画像化するように露光し、それにより、該酸発生層または相の露光領域において、増感色素が超酸前駆体の少なくとも1部を分解して、非緩衝化超酸を形成する工程; その後に、該酸発生層または相の該露光領域において、該第2酸発生剤の酸触媒熱分解および第2酸の形成をさせるように、該媒体を加熱する工程;および 酸発生層または相および色変化層または相の成分を混合し、これにより、該画像媒体の該露光領域において、該第2酸が該画像色素の吸収の変化を生じさせ、そしてこれにより、該画像を形成する工程; ここで、該増感色素は、第1形態および第2形態を有することを特徴とし、該第1形態が、実質的に、第1波長範囲において該第2形態よりも大きな実質的吸収を有し、該画像化するような露光は、少なくとも1部の該増感色素がその第1形態にある間に行われ、そして該第2酸の発生の後に、該媒体の少なくとも非露光領域において、該増感色素がその第2形態に変換される。
IPC (5件):
G03C 1/675 ,  B41M 5/26 ,  B41M 5/30 ,  G03F 7/004 503 ,  G03F 7/004 507
FI (6件):
G03C 1/675 C ,  G03C 1/675 A ,  G03F 7/004 503 A ,  G03F 7/004 507 ,  B41M 5/18 M ,  B41M 5/18 102 Z

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