特許
J-GLOBAL ID:200903073180812558

油圧緩衝器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-342952
公開番号(公開出願番号):特開平7-167191
出願日: 1993年12月15日
公開日(公表日): 1995年07月04日
要約:
【要約】【目的】 弁機構によって、ピストンの移動速度に基づいてピストンの油通路の流路面積を変化させることにより、ピストンの移動速度が高速域と中,低速域とで減衰力特性を変化させることができる。【構成】 ピストン本体22内に縮小側,伸長側の弁機構36,41を設ける。弁機構36,41は油通路34,35の途中に位置した弁体収容空間28,29、環状プレート37,42、弁ばね38,43からなる。そして、第1,第2のオリフィス孔が穿設され、環状プレート37,42はピストン本体22の移動速度が高速域のときには、第2のオリフィス孔の流れを閉じ、流路面積を小さくし、大きい減衰力特性を発生させる。
請求項(抜粋):
シリンダと、該シリンダ内に摺動可能に挿嵌され、該シリンダ内を2つの油室に画成したピストンと、該ピストンに形成され、前記各油室間を連通する油通路と、該油通路を開,閉するように、前記ピストンの端面に設けられたディスクバルブとからなる油圧緩衝器において、前記ピストンには、前記油通路の途中に位置して前記ピストン内に移動可能に設けられ、第1のオリフィス孔と第2のオリフィス孔とが形成された弁体と、該弁体を一方側に付勢するように前記ピストン内に設けられた弁ばねとからなる弁機構を設け、該弁機構は、常時は前記弁ばねにより前記弁体が一方側に付勢され、前記第1,第2のオリフィス孔によって前記油通路の流路面積を大きくし、前記ピストンの移動によって生じる圧力により、前記弁ばねに抗して前記弁体が他方側に移動したときには、前記第2のオリフィス孔からの流れを閉じることによって前記油通路の流路面積を小さくする構成としたことを特徴とする油圧緩衝器。
IPC (3件):
F16F 9/34 ,  B60G 17/08 ,  F16F 9/50
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭60-151440

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