特許
J-GLOBAL ID:200903073182565710
バイオセンサ及びその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
五十嵐 孝雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-146336
公開番号(公開出願番号):特開平5-312761
出願日: 1992年05月12日
公開日(公表日): 1993年11月22日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、被測定溶液中の被測定応答性を短時間で測定することができるバイオセンサ及びその製造方法を提供することを目的とする。【構成】 生体物質を担持した識別層7は、測定室21の底部の区画されたスペースに堆積されるように形成されているので、ばらつきの少ない所定厚さで、かつ広い表面積で形成することができる。識別層7の厚さのばらつきを少なくできるので、作用極5と対極15と間に絶縁層11を介在させて所定距離確保しておけば、識別層7を対極15に接触させることなく、作用極5と対極15を狭い間隔で形成することができる。これにより、作用極5と対極15の間に形成される電気二重層間の電気力線を短くすることができる。その結果、測定の初期に流れるノイズ電流を短時間に収束させることができ、被測定物質の測定時間を短縮することができる。
請求項(抜粋):
被測定溶液中の被測定物質と生体物質との生物化学反応に伴う電気変化量を測定することにより被測定物質を測定するバイオセンサにおいて、絶縁性基板と、絶縁性基板上に積層された作用極と、上記生体物質を担持し、かつ上記作用極上に積層された識別層と、この識別層を除く上記絶縁性基板上に積層された絶縁層と、この絶縁層上に積層され、上記作用極との間における電気変化量を測定するための対極と、上記被測定溶液を貯留し、かつ貯留した被測定溶液を上記識別層及び対極に浸すように上記絶縁層の一部を除去形成した測定室とを備えたことを特徴とするバイオセンサ。
IPC (2件):
G01N 27/327
, G01N 27/28 331
FI (2件):
G01N 27/30 353 J
, G01N 27/30 353 Z
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