特許
J-GLOBAL ID:200903073188491440

硝酸塩アスファルト混合廃棄物の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-227846
公開番号(公開出願番号):特開2000-056089
出願日: 1998年08月12日
公開日(公表日): 2000年02月25日
要約:
【要約】【課題】可燃性である硝酸塩アスファルト混合廃棄物を、耐火性,耐浸出性で減容された安定化固化体にする。【解決手段】硝酸塩とアスファルトを非酸化性雰囲気中で硝酸塩の分解温度以下で加熱して硝酸塩とアスファルトの一部を分解せしめ、さらに、炭酸塩の融点以下で炭化して放射性炭素を固定した炭素質固化体とする。また、炭素質物の粉末をオゾンを含む酸素中で加熱して脱炭して無機化された炭酸塩とし、添加物を加え、又は、他の再処理廃棄物を原料としてNaZr2P3O12と同結晶構造を有する単一相鉱物を合成し、圧粉焼結して固化体とする。処理前の硝酸塩アスファルト混合物を、45%に減容された難燃性炭素質固化体又は鉱物質固化体に、或いは再処理廃棄物を74%含んだ鉱物質固化体にすることができる。
請求項(抜粋):
硝酸塩を混合したアスファルトの廃棄物固化物を酸素を含まない雰囲気中で、硝酸塩の融点と分解点の間の温度に保持して、硝酸塩とアスファルトの組成有機物を反応せしめて揮発性生成物として除去し、引き続いて硝酸塩の分解温度以上の温度でアスファルト中の揮発成分を乾留して除去して、ナトリウム塩を含む減容されたコークス状の物質とし、前記コークス状の物質を破砕して顆粒体とし、顆粒体に少量のアスファルトを成形助材として熱間で混合した後に型込め圧縮成型又は押し出し成型、あるいはブリケット成型し、成型体を加熱して成形助材の揮発分を除去してなることを特徴とする硝酸塩アスファルト混合廃棄物の処理方法。
IPC (4件):
G21F 9/30 525 ,  G21F 9/30 ,  G21F 9/16 561 ,  G21F 9/16
FI (4件):
G21F 9/30 525 A ,  G21F 9/30 525 B ,  G21F 9/16 561 A ,  G21F 9/16 561 B
引用特許:
審査官引用 (3件)
引用文献:
審査官引用 (2件)
  • アスファ ルト固化体の難燃化に関する試験研究(II)
  • 放射性廃棄物のアスファルト固化処理 アスファルト固化 体の安全性評価試験

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