特許
J-GLOBAL ID:200903073188862015

半導体記憶媒体におけるデータの非接触転送方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志村 浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-323718
公開番号(公開出願番号):特開平5-135221
出願日: 1991年11月12日
公開日(公表日): 1993年06月01日
要約:
【要約】【目的】 ICカードとリーダライタ装置との間を物理的に非接触な状態に保ったまま、より信頼性の高い正確なデータ転送を双方向同時に行う。【構成】 第1のビット情報(a) を送信するため、リーダライタ装置内で第1の信号波(b) を生成する。この信号波(b) には、所定の周期Tでトリガーパルス(周期Tの先頭のパルス)が配置され、時間t1+δだけ遅延してビット情報が配置される。ビット情報は、ビットパルスの有無によって表現され、有がビット1、無がビット0を表現する。同様に第2のビット情報(e) を送信するため、ICカード内で第2の信号波(d) を生成する。信号波(b) は、所定の搬送波にのせられて、コイルを介してICカードへ伝送される。ICカードは受信コイルの入力インピーダンスを信号波(d) に基づいて変化させる。その結果、コイル間には変調波(c) が伝送される。
請求項(抜粋):
半導体記憶媒体と、この半導体記憶媒体に対するデータの書き込み/読出しを行うリーダライタ装置と、の両者間でデータ転送を行うために、リーダライタ装置側では、信号波と搬送波とを重畳して変調波を生成し、この変調波を第1のコイルに与えて送信を行い、半導体記憶媒体側では、第2のコイルにより前記変調波を受信し、受信した変調波を復調することにより信号波を検出し、両者を物理的に非接触の状態においたまま、データ転送を行うデータの非接触転送方法において、所定の周期Tで配置されるトリガー情報と、前記トリガー情報の配置位置から所定の時間t1(t1<T)だけ遅れた位置に配置される第1のビット情報と、前記トリガー情報の配置位置から所定の時間t2(t2<T)だけ遅れた位置に配置される第2のビット情報と、により信号波を形成し、前記第1のビット情報によりリーダライタ装置から半導体記憶媒体へのデータ転送を行い、前記第2のビット情報により半導体記憶媒体からリーダライタ装置へのデータ転送を行うようにしたことを特徴とする半導体記憶媒体におけるデータの非接触転送方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特表平3-501193

前のページに戻る