特許
J-GLOBAL ID:200903073192675831

生体電磁環境推定装置、生体電磁環境推定方法及び生体電磁環境推定プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工藤 宣幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-277626
公開番号(公開出願番号):特開2005-043219
出願日: 2003年07月22日
公開日(公表日): 2005年02月17日
要約:
【課題】 電磁放射波源と散乱体との距離によらずに生体電磁環境を推定できる、演算が容易な生体電磁環境推定装置、方法及びプログラムを提供する。【解決手段】 散乱体及び電磁放射波源のモデルデータや、電磁放射波源を含むMoMの適用領域や、散乱体及びMoMの適用領域を含む散乱界型FDTD法の適用領域を規定するデータなどを予め用意しておく。そして、電磁放射波源への給電電圧による電流分布をMoMによって求め、得られた電流分布を用い、散乱体内の各格子に入射される入射電磁界を求め、得られた入射電磁界から、散乱体からの散乱電磁界を散乱界型FDTD法によって求め、得られた散乱電磁界から、電磁放射波源の各セグメントに誘導される起電力を求め、さらに、誘導起電力をも考慮して、電流分布を再び求める。散乱体内の各格子への入射電磁界などが収束するまで上記処理を繰り返す。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
生体が該当する散乱体を格子状に分割し、各格子での比誘電率及び導電率を規定した散乱体モデルデータや、電磁放射波源を単位長さのセグメントに分割した電磁放射波源モデルデータや、両者の位置関係のデータや、電磁放射波源を含むMoMの適用領域を規定するデータや、散乱体及びMoMの適用領域を含む散乱界型FDTD法の適用領域を規定するデータを少なくとも含むモデルデータ記憶手段と、 上記電磁放射波源への給電電圧による、上記電磁放射波源上の電流分布をMoMによって求める第1のMoM処理手段と、 求められた電磁放射波源上の電流分布を用い、上記電磁放射波源から散乱体内の各格子に入射される入射電磁界を求めるMoM/FDTD結合手段と、 求められた入射電磁界から、上記散乱体からの散乱電磁界を、散乱界型FDTD法によって求めるFDTD法処理手段と、 得られた散乱電磁界から、上記電磁放射波源を構成する各セグメントに誘導される起電力を求めるFDTD/MoM結合手段と、 上記電磁放射波源への給電電圧及び各セグメントの誘導起電力による、上記電磁放射波源上の電流分布をMoMによって求める第2のMoM処理手段と、 上記MoM/FDTD結合手段、上記FDTD法処理手段、上記FDTD/MoM結合手段、及び、上記第2のMoM処理手段の処理を、演算結果が収束するまで実行させる繰り返し制御手段と を有することを特徴とする生体電磁環境推定装置。
IPC (1件):
G01N22/00
FI (1件):
G01N22/00 T
引用文献:
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