特許
J-GLOBAL ID:200903073192866190

氷ピグを用いた管内面ライニング工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小橋 信淳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-115460
公開番号(公開出願番号):特開平5-285452
出願日: 1992年04月08日
公開日(公表日): 1993年11月02日
要約:
【要約】【目的】 ピグを用いた管内面ライニング工法において、ピグを用いて良好なライニングを行いながらピグの回収を不要とし、ピグの詰まりによる事故や、ピグの回収のために配管の補修区間の両端を切断開口する必要を無くする。【構成】 補修対象の配管1の一端を切断し、そこに樹脂ホッパ8、ガスボンベ5を接続する。樹脂ホッパ8とガスボンベ5の間には三方弁7を介してサージタンク6が接続される。サージタンク6はガスボンベ5内に加圧保存された都市ガス等のガス配管内のガスと同じガスを定圧に保存し、一定の気圧を保って氷ピグ推進用の加圧ガスを供給する。樹脂供給側の配管1には、樹脂ホッパ8が接続される。樹脂ホッパ8には、樹脂3と、水を球状または砲弾状に氷結させた氷ピグ2が入れられる。氷ピグ2は融解を抑制するため、純氷より高い融点をもつ物質(臭化テトラnブチルアンモニウム又はテトラヒドロフラン)を混合した包接水和物を氷結させて作る。配管1の補修対象区間の他端部には、ピグ2の回収の必要がないから、なんらの処置もしなくて良い。
請求項(抜粋):
地下に埋設されたガス管または水道管等の管路の一端に、樹脂と、管径よりやや小径のピグとを注入し、気体圧によりピグを移動させて樹脂を押し出し、管路内に樹脂膜を形成する管路の管内面ライニング工法において、前記ピグを常温で融解または昇華する氷ピグとしたことを特徴とする管内面ライニング工法。
IPC (2件):
B05D 7/22 ,  F16L 55/16
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-288576

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