特許

J-GLOBAL ID：200903073194660858

球形顆粒用水膨潤性球状核および球形顆粒並びにそれらの製造方法

発明者： 今井 直博 ,  谷 敍孝
出願人/特許権者： 鐘淵化学工業株式会社
代理人 (1件)： 柳野 隆生
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-023187
公開番号（公開出願番号）：特開平8-217801
出願日： 1995年02月10日
公開日（公表日）： 1996年08月27日
要約：

【要約】【目的】 球形顆粒の製造に有用な膨潤性を有しかつ粒径の均一な球状核と、この球状核を用いて製造され薬剤放出性に優れかつ粒径の均一な球形顆粒を提供すること。【構成】 セルロース系材料を溶解させた粘度が50〜2000cPのポリマー溶液に、振動数が3000〜40000Hz の振動を直接加えながら均一液滴として気相中に噴出せしめ、該液滴をほぼ球形になる飛行距離以上を飛行せしめた後に凝固剤と接触させて内部に網状組織が形成された粒子とし、これを所定の条件で乾燥して得られる生理食塩水中の膨潤度が1.5 倍以上10倍以下で、90%以上の粒子が数平均粒径の±20%以内にあり、数平均粒径が50〜1000μmである水膨潤性球状核と、そのまわりの薬剤含有層からなる球形顆粒、更に、この球形顆粒の外表面をコーティング剤で被膜した球形顆粒であり、この球形顆粒はそのまま顆粒製剤として、カプセルへ充填したカプセル剤として、または賦型剤とともに圧縮成形した顆粒錠剤として利用される。

請求項（抜粋）：

セルロース、セルロース誘導体または再生セルロースなどのセルロース系材料からなり、生理食塩水中の膨潤度が1.5倍以上10倍以下であることを特徴とする球形顆粒用水膨潤性球状核。

IPC (7件)：

C08B 15/00 ,  A61K 9/20 ,  A61K 9/48 ,  A61K 9/50 ,  C08B 16/00 ,  C08J 3/12 101 ,  C08L 1/00 LAR

FI (7件)：

C08B 15/00 ,  A61K 9/20 A ,  A61K 9/48 A ,  A61K 9/50 J ,  C08B 16/00 ,  C08J 3/12 101 ,  C08L 1/00 LAR