特許
J-GLOBAL ID:200903073205176783

分析装置におけるピペットノズルの安全装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 健二 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-228807
公開番号(公開出願番号):特開2000-055925
出願日: 1998年08月13日
公開日(公表日): 2000年02月25日
要約:
【要約】【課題】設置スペースをあまり必要としないとともに、重量を増加させることなく、ピペットノズルの破損を確実に防止する。【解決手段】アーム34の下降によりピペットノズル33が下降し、ピペットノズル33の下端が障害物37に衝突すると、ピペットノズル33および配管34がアーム32に対して上動する。この配管34のアーム32に対する上動で、配管34がばね付きアース板39に当接して配管34がアースされるので、配管34の静電容量が大きく変化し、静電容量変化検出器41によりこの配管34の静電容量変化が検出される。静電容量変化検出器41は配管34の静電容量変化を検出すると、アーム32の下降を停止させる。これにより、ピペットノズル33の破損が防止される。
請求項(抜粋):
動力により少なくとも上下方向に移動可能なアームに支持され、試料や試薬等の液状物を吸引して所定の場所に移送し、吐出するピペットノズルと、このピペットノズルに連結されてピペットノズルによる液状物の吸引、吐出を行う流体が流動する配管とを備えた、試料の分析を行う分析装置において、前記配管は所定の電気静電容量を有しており、前記ピペットノズルと前記配管とは電気絶縁的に連結されているとともに、前記ピペットノズルおよび前記配管がともに前記アームに上下動可能にかつ下限位置が規定されて支持され、更に、前記ピペットノズルおよび前記配管の前記アームに対する上昇時、前記配管の前記静電容量を変化させる静電容量変化手段、前記配管の静電容量の変化を検出する静電容量変化検出器、および前記静電容量変化検出器が前記配管の静電容量の変化を検出したとき、前記アームの下降を停止する停止手段が設けられており、通常時、前記ピペットノズルおよび前記配管がともに前記下限位置に保持され、前記ピペットノズルおよび前記配管がともに前記アームに対して上昇したとき、この配管上昇により前記静電容量変化手段が前記配管の静電容量を変化させるとともに、前記静電容量変化検出器がこの静電容量変化を検出したとき、前記停止手段が前記アームの下降を停止することを特徴とする分析装置におけるピペットノズルの安全装置。
Fターム (4件):
2G058EA02 ,  2G058ED07 ,  2G058ED38 ,  2G058GB10
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭61-275660
  • 特開昭63-058165
  • 医療用分析機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-053145   出願人:オリンパス光学工業株式会社
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