特許
J-GLOBAL ID:200903073205912153

インジェクションポンプ、及び該インジェクションポンプを備えたディーゼルエンジンのDME燃料供給装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 博樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-288653
公開番号(公開出願番号):特開2003-206824
出願日: 2002年10月01日
公開日(公表日): 2003年07月25日
要約:
【要約】【課題】エンジン停止後にインジェクションポンプエレメントと燃料噴射ノズルとの間に残留しているDME燃料を回収することが可能なディーゼルエンジンのDME燃料供給装置を提供する。【解決手段】インジェクションポンプエレメント2には、デリバリバルブシート24にあるパージ通路242と、プランジャバレル25にあるパージ通路252と、パージポート253とによって燃料液送出口212に接続されるインジェクションパイプ3と、前記バレル25の内周面とが連通する連通経路が形成され、無噴射状態時にはプランジャ26が周方向に回転し、プランジャの外周面にあるパージ溝265と、プランジャバレル25の内周面にあるパージポートとが連通する回転位置となる。パージ溝は孔263、切り欠き部262を介して油溜室11へ連通し、無噴射状態時においてデリバリバルブ23が閉状態でも前記パイプ3は油溜室へ連通する。
請求項(抜粋):
燃料タンク内のDME燃料を所定の圧力に加圧し、フィードパイプへ送出するフィードポンプと、ディーゼルエンジンの駆動軸の回転が伝達されて回転するカムシャフトと係合するプランジャの上下動で開閉可能なデリバリバルブによって、前記フィードパイプを経由して送出された前記DME燃料が流れる油溜室の該DME燃料を、所定のタイミングで所定の量だけ前記ディーゼルエンジンの燃料噴射ノズルに連通しているインジェクションパイプへ送出するインジェクションポンプエレメントを有するインジェクションポンプと、前記燃料噴射ノズルからオーバーフローした前記DME燃料、及び前記インジェクションポンプからオーバーフローした前記DME燃料を、前記燃料タンクへ戻すためのオーバーフロー燃料パイプと、前記ディーゼルエンジン停止後、前記油溜室内、及び前記オーバーフロー燃料パイプ内に残留している前記DME燃料を、前記燃料タンクへ回収可能な残留燃料回収手段とを備えた前記ディーゼルエンジンのDME燃料供給装置の前記インジェクションポンプであって、前記カムシャフトのカムによってデリバリバルブが開閉する噴射状態と、前記カムによって前記プランジャが上下動しても前記デリバリバルブが開閉しない無噴射状態とを切り換える噴射状態切換手段を有し、前記インジェクションポンプエレメントは、前記無噴射状態の時にのみ、前記デリバリバルブが閉じた状態でも前記インジェクションパイプと前記油溜室とが連通する構成を成している、ことを特徴としたインジェクションポンプ。
IPC (4件):
F02M 59/44 ,  F02M 21/08 ,  F02M 59/26 310 ,  F02M 59/26 330
FI (6件):
F02M 59/44 C ,  F02M 59/44 H ,  F02M 59/44 J ,  F02M 21/08 ,  F02M 59/26 310 S ,  F02M 59/26 330 P
Fターム (13件):
3G066AD04 ,  3G066BA22 ,  3G066BA34 ,  3G066BA35 ,  3G066CA01S ,  3G066CA10 ,  3G066CA18 ,  3G066CA22T ,  3G066CD06 ,  3G066CE02 ,  3G066DA01 ,  3G066DB19 ,  3G066DC04

前のページに戻る