特許
J-GLOBAL ID:200903073208232595

開閉体のヒンジ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 孝一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-027714
公開番号(公開出願番号):特開2001-214658
出願日: 2000年02月04日
公開日(公表日): 2001年08月10日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 複写機の原稿圧着板などの開閉体を任意の開き角度で停止保持させることのできるフリーストップ機能を備え、かつ厚物原稿の複写等にも適用できる開閉体のヒンジを提供する。【解決手段】 圧縮コイルばね25の付勢力による開方向のモーメントと、開閉体2の重量による閉方向のモーメント及び第1ヒンジスライダー16の第1縦長溝19と第1ストッパーピン13との摺動面間で生じる摩擦力とが釣り合うことによって開閉体2を任意の開き角度に停止保持させることができる。原稿等が厚物である場合には、第2可動側ヒンジ体8が第2ヒンジピン7回りに回動し、第2ストッパーピン24が第2縦長溝22内を上端部に向かって摺動し、第2ヒンジスライダー17が圧縮コイルばね25を少し圧縮させながら第1可動側ヒンジ体6内をd矢視方向へ移動して行き、開閉体2がリフトアップされて厚物原稿Pに対して平行となり均等な圧力で圧着する。
請求項(抜粋):
複写機本体などのベースに対し開閉体を上下方向に開閉回動自在に取り付けるヒンジであって、前記ベースに取り付けられる固定側ヒンジ体と、この固定側ヒンジ体に、その回動基端側が第1ヒンジピン回りに上下方向に回動自在に枢支連結された第1可動側ヒンジ体と、この第1可動側ヒンジ体の回動先端側に、回動先端部が開閉体の回動半径方向内方に向くように第2ヒンジピン回りに上下方向に回動自在に枢支連結され、前記開閉体の回動基端側に取り付けられる第2可動側ヒンジ体と、を備えており、固定側ヒンジ体の前記第1ヒンジピンよりも下方でかつ開閉体の回動半径方向外方に偏した位置に、第1ストッパーピンが前記第1ヒンジピンと平行に固定されており、第2可動側ヒンジ体の前記第2ヒンジピンよりも下方でかつ回動先端側に偏した位置に、第2ストッパーピンが前記第2ヒンジピンと平行に固定されており、第1可動側ヒンジ体に第1ヒンジスライダーと第2ヒンジスライダーがそれぞれ開閉体の回動半径方向に並べてその回動半径方向に移動自在に備えられており、第1ヒンジスライダーは開閉体の回動半径方向と平行に横長に形成された第1横長溝と、この第1横長溝に対し直交するよう縦長に形成された第1縦長溝とを有し、第1横長溝に前記第1ヒンジピンが、第1縦長溝に前記第1ストッパーピンがそれぞれ摺動自在に挿通されており、第2ヒンジスライダーは開閉体の回動半径方向と平行に横長に形成された第2横長溝と、この第2横長溝に対し直交するよう縦長に形成された第2縦長溝とを有し、第2横長溝に前記第2ヒンジピンが、第2縦長溝に前記第2ストッパーピンがそれぞれ摺動自在に挿通されており、第1ヒンジスライダーと第2ヒンジスライダーとの対向面間に、常に、第1ヒンジスライダーを開閉体の回動半径方向内方に、第2ヒンジスライダーを開閉体の回動半径方向外方にそれぞれ向けて押圧付勢して第1可動側ヒンジ体に開方向のモーメントを与える圧縮コイルばねが装着されていることを特徴とする開閉体のヒンジ。
IPC (3件):
E05D 11/08 ,  E05D 11/00 ,  G03B 27/62
FI (3件):
E05D 11/08 Z ,  E05D 11/00 ,  G03B 27/62
Fターム (7件):
2E032AA00 ,  2E032BA00 ,  2E032CA02 ,  2E032EA03 ,  2E032EC05 ,  2H012CB12 ,  2H012CB14
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 支点摺動ヒンジ機構
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-331172   出願人:ツオイス株式会社
審査官引用 (1件)
  • 支点摺動ヒンジ機構
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-331172   出願人:ツオイス株式会社

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