特許
J-GLOBAL ID:200903073211829500

内燃機関の吸排気弁駆動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-210414
公開番号(公開出願番号):特開平11-050865
出願日: 1997年08月05日
公開日(公表日): 1999年02月23日
要約:
【要約】【課題】 カムシャフトの回転角を検知するセンサの測定精度を向上させ、バルブ特性のばらつきを少なくした吸排気弁駆動制御装置を提供する。【解決手段】 カム角センサ46が取り付けられる支持部材40は、駆動軸1に支持され、しかも駆動軸1を中心とした回動が規制される。カム角センサ46は、駆動軸1の支持部の加工誤差等の影響を受けずにカムシャフト11に対する位置が決定され、正確にカムシャフト11の回動角度を検知する。このカム角センサ46の検知信号がコントローラ47に入力されると、コントローラ47が、その入力信号に基づいて駆動軸1とカムシャフト11の回転位相差を算出し、その算出結果に基づいてアクチュエータ53に制御信号を出力し、アクチュエータ53を精度良く作動させる。従って、制御シャフト26が正確に回動制御され、制御ハウジング18が精度良く所望量偏心させられる。
請求項(抜粋):
機関の回転に同期して回転する駆動軸と、この駆動軸の外周に相対回転可能に設けられ、かつ各気筒毎に分割されているとともに、吸排気弁を駆動するカムを外周に有する円筒状のカムシャフトと、このカムシャフトの一端部に設けられた第1フランジ部と、上記第1フランジ部にそれぞれ対向するように上記駆動軸側に設けられた第2フランジ部と、上記両フランジ部の間に配設され、かつ各フランジ部に偏心可能に連動して両者間で回転運動を伝達する環状ディスクと、上記環状ディスクを回転自在に保持するとともに、軸直角方向に揺動可能に支持された制御ハウジングと、上記制御ハウジングに回転可能に嵌合した偏心カムを有し、その回転によって上記制御ハウジングを軸直角方向に移動させる制御シャフトと、上記制御シャフトに連繋され、上記制御シャフトを回動させるアクチュエータと、上記駆動軸の回動角度を検知する駆動軸角検知手段及び上記カムシャフトの回動角度を検知するカム角検知手段からの信号に基づいて上記アクチュエータに制御信号を出力する制御手段と、を備えてなる内燃機関の吸排気弁駆動制御装置において、上記駆動軸の回動を許容するが、該駆動軸を中心とした回動が規制されるように上記駆動軸に支持される支持部材を有し、この支持部材に上記カム角検知手段が取り付けられていることを特徴とする内燃機関の吸排気弁駆動制御装置。
IPC (4件):
F02D 13/02 ,  F01L 1/04 ,  F01L 13/00 301 ,  F02D 45/00 362
FI (4件):
F02D 13/02 G ,  F01L 1/04 Z ,  F01L 13/00 301 A ,  F02D 45/00 362 Z

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