特許
J-GLOBAL ID:200903073216325136

車両用空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-278517
公開番号(公開出願番号):特開平11-115469
出願日: 1997年10月13日
公開日(公表日): 1999年04月27日
要約:
【要約】【課題】 バッテリーを消耗させることなく、PTCヒータのON/OFFを自動コントロールすることのできる空調ユニットを提供する。【解決手段】 エアコンECU50によって、第1、第2A/Mドア24、25のA/M開度(SW)が100%以上で、ヒータコアに流入する冷却水温度が65°C以下で、且つハイブリッド自動車に搭載される12V用のバッテリーを充電するのに使用されるDC-DCコンバータ56の電流容量に余裕のある場合にのみ、先ずPTCヒータを1個ONし、それでも電流容量に余裕のある場合に更にPTCヒータを1個ONするようにした。また、DC-DCコンバータ56の電流容量に余裕のない場合には、16秒間が経過するまでは現状維持し、16秒間が経過して初めてPTCヒータの個数を減らすようにして、PTCヒータが頻繁にON、OFFしないようにした。
請求項(抜粋):
車載電源を充電するための充電装置を搭載した車両の車室内を暖房する車両用空気調和装置において、(a)車室内に空気を送るための空調ケースと、(b)この空調ケース内において車室内に向かう空気流を発生させる送風機と、(c)前記空調ケース内に設けられて通過する空気を加熱する加熱用熱交換器と、(d)この加熱用熱交換器よりも空気下流側の前記空調ケース内に設けられて通過する空気を加熱する補助電気ヒータと、(e)車室内の暖房要求度合を指令する暖房要求度合指令手段と、(f)前記加熱用熱交換器による暖房能力を検出する暖房能力検出手段と、(g)前記充電装置に電力余裕があるか否かを判定する電力余裕判定手段と、(h)前記暖房要求度合指令手段より指令された暖房要求度合が第1所定値以上で、前記暖房能力検出手段にて検出された前記加熱用熱交換器による暖房能力が第2所定値以下で、且つ前記電力余裕判定手段にて前記充電装置に電力余裕があると判定された場合にのみ、前記補助電気ヒータを作動させるヒータ制御手段とを備えたことを特徴とする車両用空気調和装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭57-151409
  • 特開昭63-184515
  • 特開昭63-203410

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