特許
J-GLOBAL ID:200903073218514904

ユーザ適応型システムおよびその適応方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯村 雅俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-129142
公開番号(公開出願番号):特開平7-028634
出願日: 1993年05月31日
公開日(公表日): 1995年01月31日
要約:
【要約】【目的】 システム自身がユーザの操作意図を理解してコマンドを発生することにより、システム設計者が提供した操作手順と、ユーザが推定した操作手順とのギャップを解消して、ユ-ザの使い勝手を向上させることである。【構成】 ペトリネットのトークン200に、アプリケーションプログラムにおける現在起動している機能を割り当て、プレース210〜214、250に、ある機能を起動して次の機能を起動するまでの状態を割り当て、トランジション220〜227、260に、ユーザが指定した対象物と選択した機能との組合せが実行可能なものかを判定するための起動条件を割り当て、連続して発火した2つのトランジションに対して割り当てられた重みに機能列の使用頻度を割り当てたものをモデルとして持ち、ユーザの操作に応じて重みを更新する。220と224で決まる重みが閾値を越えた時、対象となるプレース211をコピーして250とし、それを接続するトランジション260、アーク270〜272を生成し、その操作系列の短縮を行なう。
請求項(抜粋):
プレ-ス、トランジション、ア-ク、および重みからなるペトリネットに対して、上記トークンに、アプリケーションプログラムにおいて現在起動している機能を割り当て、上記プレースに、ある機能を起動して次の機能を起動するまでの状態を割り当て、上記トランジションにユーザが指定した対象物と選択した機能との組合せが実行可能なものかを判定するための起動条件を割り当て、上記アークの方向で機能の実行順序を割り当て、上記重みに機能列の使用頻度を割り当てたペトリネットを格納する記憶手段と、ユーザの操作を監視して該当する重みを更新する手段と、該重みがあらかじめ定めておいた閾値を越えたとき、対象となる機能を割り当てたプレースをコピーしてそれらを接続するアークとトランジションを生成する手段と、それらに対応する機能列を短縮する手段とを具備することを特徴とするユーザ適応型システム。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-019964

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